2016年8月中旬

今回の狙い

義弟がお盆休暇は内房に行きたいといいます。しかし、この時期の内房は出航場所が限られます。砂の柔らかい浜から出るか、3000円払って港から出るかですね。内房に出るなら、折角だからウエブの仲間の皆さんにも連絡してみたいねと言いながら様子見です。

台風も来ているので、海の様子は怪しいのですが、内房には絶好の日になりそうです。

きむさんに聞いたところ、きむさんも行くとのことで、内房に出撃決定です。で、ウエブの仲間の皆さんにも連絡しようと思ったのですが、バタバタと準備をしているうちに、メールをするタイミングを失してしまいました。

当日は、義弟はエンジンを新調したので、ならしもかねて先に出漁です。義弟に深場用のサバ餌の調達を依頼します。

我々はいつも通りの時間に出発。下道が混んでない代わりに、高速が混んでいたので、結局いつもと同じような時間に到着です。

義弟はとっくに出ているようです。我々も準備して出航です。出航は9:00でした。

サバを狙ってアジ

出航して、まず義弟に電話です。

「どう? どこにいる?」

「深場」

「釣れた?」

「だめ、カサゴポイント行くわ。」

「サバは釣れなかったの?」

「釣れない。カツオは掛けたけどバレた」

ということで、サバの調達は失敗したようです。

新鮮なサバがなければ深場は確率が下がります。

ということで、まずはアジポイントにサバを釣りに行くことにしました。

さすがにお盆休みで、プレジャーボートやゴムボートがたくさん出ています。

アジポイントにも2〜3隻の船が来ていました。

我々も、魚群を見つけ、早速サバ狙いの釣りです。9:15分です。

餌を付けておろしてみると・・・早速来ました。

「釣れたよ。」

「サバ?」

「う〜ん、この強さはサバだね。」

「今日はサバも歓迎だね。」

ということで、喜んで上げてみますが・・・・・上がって来たのは、なんと30センチのアジでした。

「りっぱなアジだね。」

「このアジが釣れるなら、もう少し頑張ろう。」

ということで、アジ釣りを続けますが、こませを持ってこなかったので、アジの食い気スイッチが入らないようです。

一生懸命誘っていると、たまに当たるのですが、食い込みません。

やっとのことで食い込んだと思ったら、ソコイトヨリでした。

きむさんも、アジを一匹釣れましたが、これ以上頑張っても、釣果は伸びそうにない、ということで、アジ釣りを中止し、カサゴポイントに向かうことにしました。10:00です。

トローリングはチビシイラ

義弟が朝方にカツオをかけたというので、カサゴポイントまでの道のりは、トローリングをすることにしました。

私はダイソーの100円シンキングミノーです。

これに、何かが来ました。

「お、かかった」

「カツオ?」

「う〜ん、カツオにしては弱いな。サバかな。」

「サバだといいね。」

ということで、巻きます。軽い巻きで魚が寄ってきます。

で、掛かっていたのは、50センチほどの、オスのシイラでした。

「ああ、チビシイラだ。」

「シイラかあ。」

「それもスレだね。」

ということで、タモに入れようとしたのですが、シイラということで、つい雑になり、逃がしてしまいました。

「どうもシイラは気合が入らないから、逃げるなあ・・・」

ということで、再度カサゴポイントに向かいます。

トローリングはきむさんにも一度当たりがありましたが、外れたようです。。

カサゴポイントは釣れず

カサゴポイント到着は10:30でした。ポイントでは義弟が既に釣っていたので、聞いてみると、アヤメカサゴが釣れたとのこと。我々も挑戦です。

ただし、新鮮なサバはないので、サケのはらすと、先週の小鯖の切り身を使います。このエサを付けて、カサゴポイントの真上を流します。

しかし・・・・釣れません。以前なら、毎流しで私かきむさんのどちらかが必ず釣れたのですが・・・・・

やはり、ここのポイントを釣り尽してしまったのでしょうか。

何度目かにようやく釣れたのは、小型のアヤメカサゴです。

10:42

次の当たりは、カサゴポイントの真上で当たったので期待しましたが、良型のヒメでした。

11:30頃、釣れない仕掛けを巻き上げていると、突然何かが食いつきました。

「おお、かかった?」

「何?」

「巻き上げ途中だよ。絶対サバだよ。」

「サバだといいね。」

と期待してあげると、ついに待ち望んだ餌用のサバの登場です。

この後は、私にもきむさんにもサバが来ます。

巻きあげる途中や、落とす途中にサバが来て、仕掛けがぐちゃぐちゃになります。

サバをよけながら、12:00まで、新しいサバ餌を付けて何度もカサゴポイントを攻めましたが、結局カサゴポイントでは良い釣果を得ることはできませんでした。

「どうする? カサゴはダメだね。」

「深場行ってみようか。」

「そうだね。一度くらい深場もやりたいね。」

ということで、深場に転身することにしました。

新たなカサゴポイント発見か?

次に目指したのは、クロムツポイントです。

一度目の流しでは、なにも釣れません。

二度目の流しの途中で、根がかりのようになってしまいます。

何度か巻いたり緩めたりしているうちに、外れました。

そして、重いものが上がってきます。

しかし、魚の反応は全くありません。

なんだろうな・・・・・と思っていると、大きな魚がぽっかりと浮いてきました。

大型のウッカリカサゴ。通称カンコです。

40pの良型でした。これで今日は満足です。

で、この仕掛けには、もう一匹カサゴが着いていました。小型ですが鬼カサゴ(イズカサゴ)です。

これはもしかすると、新しいカサゴポイントを発見したかもしれません。

次回確認してみたいですね。

深場はなぜかきむさんと釣り分け

さて、この場の狙いはカサゴではなく、深場のムツです。

流されて深場に入るコースにボートをセットしたのですが、この頃になって、風もやみ、ボートが動かなくなってしまいました。

「だめだね、動かなくなった。」

「このチャンスに深場に行ったら。」

「そうだね。深場チャンスだね。」

ということで、流されて行くのではなく、最初から深場に入って釣ることにしました。

深場では、きむさんがぽつぽつとシロムツを釣ります。

しかし、私にはなにも釣れません。

14:00頃、きむさんがまたシロムツ・・と思ったのですが、上がってきたのはシロムツではありません。

我々には初物のギンメダイでした。早速写真集に追加です。


ギンメダイは2本のひげが特徴です。残念ながら、美味しい魚ではないようです。

この後もきむさんはぽつぽつとシロムツをあげます。私はどうしてもシロムツが釣れず、最後の最後に、ユメカサゴをあげて、納竿としました。

15:00でした。

今日の釣果

ということで、今日の私の釣果は、ウッカリカサゴ1匹、アヤメカサゴ1匹、ユメカサゴ1匹、イズカサゴ1匹、マアジ1匹、ソコイトヨリ1匹、ヒメ1匹(リリース)、ゴマサバ2匹でした。下の写真は二人の釣果ですが、左の銀色はきむさん、右の赤いのは私と、釣り物が別れました。二人がともに釣ったのはアジとサバだけです。右端の小型のアジは、ウッカリカサゴの口の中から出てきました。

義弟の釣果(下の写真)はアヤメカサゴのオンパレードです。

義弟はちゃんとカサゴポイントでカサゴを釣っているので、まだ居るのかもしれませんね。

今日はカサゴとアジが大きかったので、十分な釣果でした。

 

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