久々の定番釣りは消化不良

夏の猛暑がやっと終わりそうなので、釣りに出てきました。定番の釣り場をめぐりましたが、活性高すぎのウマヅラとシロムツ、活性の低いイサキとアカハタに翻弄され、釣果はあまり伸びませんでした。それでも久々の釣りを楽しみ、秋のシーズンへの期待が高まりました。

やっと猛暑が終わった

夏の間は猛暑でしたが、時折台風がやってきます。新しい置き場で夏の台風を迎えるのは初めてなので、ちょっと心配でしたが、私と同じ場所に船を確保したsaiさんの支援もあり、安心して台風の通過を待つことができました。

さて、台風も過ぎて、釣りができそうな天気です。

「Gakuです。明日は折角いい感じなのに仕事で出れませんが、土曜はギリギリ出れる気がします。明日は3.5馬力さんとsaiさんが出るようです。土曜行きますか?」
「きむです。土曜日行けますよ!何が狙えるのかな?」
「何が狙るかなあ・・全くあてなし。まあ秋だから、何でもいると思うけど。何を狙う?」
「アジがいればアジかな。流れがなければ洲崎アカハタも良いけどどうかなあ、この前は速すぎて釣りにならなかったからねえ。時期的には久々にルアーもやってみたいかも。後は深場かな」
「まあ、いつも通りのコースってことだね。ルアーは青物狙いだから。やはり洲崎かな。風が微妙なので、明日の天気予報で決めましょう。」
「了解です。暑さも振り返すみたいだからね。」

と、翌日の天気予報を待ちます。で、翌日

「午後は風が出るけど、釣ってる間は大丈夫そう。行ってみる?」
「そうですね。次のチャンスはかなり先だから行きましようか。いつもの時間で行きますね。」

とりあえず直前なので無理と思いつつFUKUさんにも声を掛けましたが、やはり無理でした。二人で出撃決定です。

前日の3.5馬力さんはゲストさんと二人でアカムツ・クロムツ・オニカサゴの爆釣だったようです。深場に期待が持てそうです。

現地に到着してみると、saiさんのおかげで太陽光充電システムも無事に収納されていて、全く問題ない状態でした。既に1隻出ており、他にも2隻動きがあります。やはり久々の好天土曜で、出撃が多いようです。

ウマヅラに虐められる

我々の出航はいつもと同じ8:23分です。今日もまずウマヅラポイントに向かい、アジを探します。

ポイントの周辺でアジの群れを探しますが、アジがいません。アジがいそうなポイントをぐるっと回ってみたのですが、アジが発見できませんでした。

やむなくイサキの群れと思われる群れの上にとまって、きむさんに釣ってもらいます。

きむさんが、すぐに釣ってくれました。やはりイサキです。型はキープギリギリです。

私も竿を出してみましたが、私の竿に掛かってきたのはウマヅラでした。

ここでしばらく釣ってみても、ウマヅラばかりです。まれにきむさんがイサキを釣りますが、小型です。一時間ほどここで粘りますが、様子は変わりません。

「イサキ釣るなら、FUKUさんポイントで良くない?」

「そうだね。あそこのイサキの方が大きいね。」

ということで、FUKUさんイサキポイントに移動です。

ウマヅラばかりのイサキポイント

ポイントについてみると、イサキの群れが居ます。早速釣り開始です。ここは馬面ポイントに比べて浅いので、釣りやすいポイントです。

仕掛けを投入すると来ました。良いサイズのイサキです。

とりあえず、ここでイサキ爆釣!!と思ったのですが、釣りはそううまくいきません。

すぐにウマヅラがやってきます。イサキが喰う前にウマヅラに餌を取られてしまいます。仕掛けを入れると、エサを全部取られるか、ウマヅラが釣れるか・・・の繰り返しです。

結局この場でのイサキは1匹だけで、あとは全てウマヅラでした。水深が浅いので、ウマヅラも腸をはみ出させることなく元気な状態で上まで上がってきますので、釣ってはリリースの繰り返しです。

ウマヅラ対策で、エサをイカタンにしてみたりもしましたが、ダメでした。次回はウイリーでウマヅラを避けてみたいと思います。

そんな中、仕掛けを沈めていく過程で、面白いものが釣れました。トビウオです。

トビウオは種の同定が凄く難しいので、詳細は不明ですが、トビウオの一種です。

狙って釣れる魚ではありませんが、新鮮なトビウオの刺身や塩焼きは美味しいので、うれしい外道ですね。

結局10:45まで、一時間イサキ釣り(実態はウマヅラ釣り)をして、この場を諦めることにしました。

洲崎は潮流早し

次はアカハタ狙いで洲崎です。

まずはカサゴ根でカサゴを狙ってみますが、ここは不発でした。

次に前回のアカハタポイントに向かいます。しかし、今日は遊漁船が全く居ません。

前回のアカハタポイントに近づくと、ちょうど潮目に当たるようで、そこだけ荒れています。流れも速く、とてもここでは釣りができません。ちょうど前回のアカハタポイントの上あたりが全て潮目で大荒れです。

仕方ないので、遠くに見えた遊漁船の方向に向かい、初めての場所で狙ってみることにしました。

しばらく釣っていると、来ました。アカハタです。サイズも30センチ近いので満足です。

しかし今日も数が出ません。流れが速く、船が流されるので、根掛りが起こります。

しばらくして、何か当たったと思ったのですが、上がってきません。根掛りになりました。しかし、何か掛かっているような気もします。そこで、船を動かして、根掛りを外すことにしました。船を動かしていると、きむさんの方にも何か掛かったようですが、その後私の仕掛けとお祭りしたようです。

船をうまく動かしたところ、根を外れて上がってきました。きむさんの仕掛けも一緒に上がってきて、面白いことに2匹のアカハタが上がってきました。1匹は私の仕掛け、もう一匹はきむさんの仕掛けに掛かっていました。回収できて何よりでした。

しかし、アカハタはこれで終わりです。今日は深場をしたかったので、洲崎を終えて深場に移動しました。

深場は流れが速いがシロムツの山

深場到着は12:45です。一時間の勝負です。いつものポイントに入り、きむさんが仕掛けを入れます。

しかし、流れが速く、ipilotで船を止めると、仕掛けが船の下に流れます。私の仕掛けを入れると、間違いなく絡みそうです。船を止めないと、流れが速くて釣りになりません。

いろいろ工夫して船を動かしてみましたが、どうしても二人が釣れる体制を作ることができませんでした。結局きむさんが仕掛けを上げてこの場をやめることにしました。きむさんの仕掛けには、シロムツが3匹掛かっていました。下はシロムツの山だったようです。

私も一度は深場をしたかったので、湾奥の深場に移動します。体力切れで、ipilotを収納するのも面倒なので,ipilotを出したまま、ゆっくり移動して湾奥ポイントに向かいます。

ポイントに到着して、今回は私が先に仕掛けを落とし、その後少し移動してきむさんが仕掛けを落とします。今回は二人で釣ることができました。

しかし、あたりは出ません。結局しばらくゆっくり船を動かした後、仕掛けを上げることにしました。

上げてみると・・・私もきむさんもシロムツぞろぞろです。3本針に3匹シロムツが釣れていました。

今日の深場は1回しかできませんでしたが、その1回で全ての針に魚が掛かったので、パーフェクトで終わりました。これで今日の釣りは終わりです。14:15分納竿でした。

今日の釣果

今日の私の釣果は、ウマヅラ5~6匹(2匹キープ)、シロムツ3匹、アカハタ2匹、イサキ1匹、トビウオ1匹でした。集合写真を撮り忘れました。

ちなみに、トビウオの同定は、鰭の長さ、胸鰭の軟条の分岐具合、鰭の色などで行うのですが、これがなかなか難しいです。一応確認してみましたが、やはりトビウオのようですね。

で、このトビウオとウマヅラの一部を刺身にしました。シロムツの塩焼きとともに初日の夕食です。

アカハタは翌日、当然煮つけです。ウマヅラやアカハタの肝、シロムツの卵なども一緒に家内が煮付けて、美味しく頂きました。

今回の料理の中で美味しくてちょっと嬉しかったのは、ウマヅラの塩焼きです。久しぶりに食べたのですが、これがさっぱりとしてとてもおいしい塩焼きでした。ウマヅラをリリースするのはもったいないと痛感しました。

さて、私は一年で一番忙しいのが9月なので、次の釣りはいつになるか分かりませんが、折角の秋なので、なるべく早く次の釣りに行きたいですね。

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