久々の入れ食い堪能

梅雨入り前最後の釣りに行ってきました。狙いは、アジと梅雨イサキとアカムツでしたが、アジとイサキで時間を取りすぎ、深場は殆どできませんでした。でも、久々の入れ食いモードで、アジとイサキを確保し、釣りを堪能しました。

釣り日和の予報

週末は釣り日和になりそうです。早速きむさんと打ち合わせです。

「Gakuです。今週末は出れそうですが、予定はどうですか。」
「きむです。行けますよ!」
「お、了解です。今のところ、風は3M以内、波は0なので、どこでも行けそう。何を狙いますか。まあ大型梅雨イサキは決定だよね。潮は結構動く日なので、洲崎沖は流れが速いかもしれません。」
「とりあえずアジ、イサキ、アカムツ確定、洲崎のアカハタも狙いたいけど、当日の潮の流れ次第かな。今の時期一番釣りたいのは産卵前のアジ。超深場はやる?」
「今回は超深場はやりませんが、私は新竿のテストをしたいので、釣り具としては持ち込む予定です。狙いはアカムツだね。いつもの実績場所で流せるといいね。超深場は秋にキンメで挑戦しよう。アジは狙いたいね。ポイントの周りを色々さがしてみましょう。イサキはウマヅラポイントのサイズが悪かったら先日のFUKUさんポイントに行こう。」
「おお、新竿楽しみですね。ではいつもの時間に行きます」

ということで、出撃決定です。

延長トングは失敗

到着はいつも通りですが、まずは少し工事です。

そういえば、報告を忘れていましたが、前々回の投稿で報告した、トレーラー後部の船ガイドですが、鳥に狙われそうなウレタンは使わず、硬いプラパイプで再生しました。根元にはシリコンゴムパイプを導入しましたので、大きく曲げても復元します。これで鳥にやられることはないでしょう。

今日の工事は、調達したトレーラー用ジャッキの取り付けです。無事に取り付け、トレーラーは4輪になりました。

これで延長トングが無事使えるでしょうか・・・・早速挑戦です。

まず船をスロープまで持ち込み、延長トングを取り付け、ゆっくり押します。船は徐々に海に入っていきますが・・・・ヒッチボールが千切れました。やはりヒッチボールには相当の荷重がかかるのですね。角型スタッドの薄い鋼板では支えきれませんでした。

安全策の鎖とかもつけていなかったので、トレーラーが船を乗せたまま海に入っていきましたが、何とか止めて、船を下ろし、トレーラーは手動で回収しました。

結局この部分にはさらに強化が必要なことを痛感しました。再検討です。

この作業に30分程度かかったので、出航は8時半でした。

まずはアジ探し

今日はきむさんがアジを釣りたいということなので、ウマヅラポイント周りでアジを探すことにしました。ウマヅラポイントに直行です。

今日は海にはカヤックの釣り人がたくさん出ていました。皆さんお仲間でしょうか。サバが釣れている姿も見えました。

20分ほどでポイント到着です。まずは群れ探しです。

いつものイサキポイントに小さな群れがいます。

「群れがいるよ。多分イサキだとは思うけど。釣ってみて」

ということで、きむさんにお願いします。

きむさんが早速当たりをとらえ、釣ってくれました。上がってきたのは・・・なんと良型のアジでした。

「アジが釣れたよ。」

「え?そんなはずないけどなあ・・・。」

「ここでアジ狙う?」

「いや、絶対はぐれアジだよ。」

ということで、次のポイントを探します。

またもいかにもイサキっぽい群れを発見です。

「これもイサキっぽいけど、ちょっと釣ってみて。」

ときむさんにお願いすると、すぐに釣ってくれましたが・・・・なんと3本針に小型のイサキ3匹のパーフェクトです。

「これはリリースサイズだなあ・・」

ということで、このポイントも諦め、アジを探します。アジは根から外れた周辺にいることが多いので、ウマヅラポイントの周りをぐるっと回りながら、過去にアジが釣れたポイントを調べます。

すると、居ました。群れです。

「お、これ、理想的な群れじゃない?」

「うん、きっとアジだと思うよ。釣ってみて。」

ときむさんにお願いしつつ、これは絶対当たりだと思ったので、私も仕掛けを準備して参入です・・が・・・焦りすぎて、仕掛けをスクリューに絡ませてしまいました。エンジンは止まっているはずなので油断していたのですが、流れがある中でipilotで止まっていたので、スクリューは流れで回っていたのかもしれませんね。

このからみを解くのに10分ほどかかってしまいました。その間にきむさんはアジを釣り始めています。私も再参入です。

アジはコンスタントに釣れます。サイズも25センチほどの良型です。魚のいる棚が水深50mほどと深いので、手返しにはそれなりの時間がかかりますが、その深さまで仕掛けを入れてコマセを撒くとすぐに食いつく、ほぼ入れ食いです。今回は生け簀をあけて、釣れたアジはそれに放り込んでいきます。

ここで大失敗に気づきます。日差しが暑いと思ったら、帽子を車に忘れてきていました。この炎天下で帽子なしは無理です。しかし、YF21には、トムボーイになかった運転席の屋根があります。この屋根の下で竿を操作し、魚を上げるときだけ日光の下に出ることで、何とか帽子なしでも釣り続けることができました。屋根に感謝です。ちなみに、この屋根ってボート用語では何というのでしょう。カウル?オーニングではないですよねえ・・・

さて、炎天下でのアジ釣りを続けますが、しばらくして、仕掛けを下ろす途中で、仕掛けが落ちなくなります。途中で何か食ったようです。これはサバが釣れるときの典型的な状況ですよね。巻いてみると、間違いなく強い引きです。それも複数掛かっているようで引きが安定しません。

「サバが釣れたよ~~」

「それは新鮮な餌でいいね。」

「絶対2匹は付いてるよ。」

と言いながら巻き上げます。

上がってきたのは・・・・1匹は40センチオーバーのゴマサバでしたが、あとの2匹は30センチ強のマルソウダでした。

「ソウダが釣れたよ。」

「ソウダだったんだ。」

「まあ、ソウダはサバよりいい餌と言われてるから、いいかな。」

ということで、深場用の餌も確保できたので、安心してアジを釣り続けます。この後きむさんにも一匹ソウダがきましたが、それ以外はすべてアジでした。我が家は釣果は多くはいらないのですが、きむさんが引き取ってくれるというので、アジを釣り続けます。生け簀にアジが溜まっていきます。

「アジ、そろそろ十分だから、梅雨イサキに行かない?」

「そうだね。アジはもういいかな。ここのイサキは小さいから、前回のFUKUさんポイントに行く?」

「そうだね。あそこのイサキは大きかったね。あそこに行こう。」

ということで、移動開始です。久々のアジ入れ食いを堪能したので、2時間以上アジ釣りをしていたようで、アジポイントを離れたのは11:30でした。

イサキも入れ食い

「ポイント入力してあるの?」

「いや、入れてないけど、ナビに航跡が残ってるから分かるよ。」

とポイントを目指します。

20分ほどで前回のFUKUさんポイントに到着です。今日もちゃんと群れがいます。群れの上に止めて釣り開始です。ここはウマヅラポイントより浅いので、手軽です。

きむさんが、早速一匹目を釣りますが、サイズは前回より小さいようです。でも十分キープサイズなので、ここで釣り続けることにしました。

ここのイサキもほぼ入れ食いです。サイズも時々大きめのものがきます。浅いので手返しも早いし、イサキは抜き上げるときに外れることも少ないので、快適な釣りです。

私はイサキは3匹しか必要ないのですが、これもきむさんが引き取ってくれるというので、3匹確保した後も釣り続けます。こうしているうちに昼もかなり過ぎます。

「そろそろ深場行かないと、深場をする時間が無くなるよ。」

「この時間だと1時間もできないね。どうする?」

「今日は新竿のチェックをしたいから、ちょっとだけ深場には行きたいんだ。」

「あ、そうだったね。イサキは鱗がとりにくくて多すぎるとさばくのに疲れるから、もうやめようか。」

ということで、深場に転進することにしました。深場到着は13:00です。

新竿チェックは満足

今回は新しく購入した竿のダイワのネライX H-210でシロムツの当たりを取ることができるかどうかのテストです。

深場に到着し、まずは流しながら釣ってみます。しかし、糸を出しすぎ、きむさんとお祭りしてしまい、仕掛け回収に手間取りました。きむさんの仕掛けにはシロムツが付いていました。

二度目の流しでは、二人の間をあけて投入したので絡むことはありませんでしたが、船の動きが速すぎて底が取れません。ついに流すのは諦め、止めて釣ることにしました。既に14時を過ぎたので、最後の一投です。

ポイントの上でipilotを入れて止まり、仕掛け投入です。

しばらくすると、きむさんが巻き始めました。

「何か来た?」

「うん、小さい当たり。シロムツだと思う。」

ということで巻いています。私の方も竿を見ていると、小さな当たりがでます。

「当たりが出た、これで上げてみてシロムツが付いていれば、この竿でもシロムツの当たりが分かったってことだね。」

ということで巻き上げてみると・・・シロムツが一匹付いていました。きむさんの方は3本針にパーフェクトでシロムツです。新竿でシロムツの当たりが取れることが分かったので、満足です。

「ここはシロムツだね。終わりにする?」

「そうだね。これ以上魚はいらないね。」

ということで、納竿することにしました。14:25です。

港に戻り、太陽電池システムの予備工事をしたので、自宅に帰るのが少し遅くなりました。

今日の釣果

今日の私の釣果は、アジ20~30匹(6匹持ち帰り)、イサキ6匹(3匹持ち帰り)、マルソウダ2匹(餌用に確保)、シロムツ1匹、ゴマサバ1匹(餌用)でした。

翌日に来る予定の娘に連絡を取ったところ、孫用にシロムツ、自分達用にアジ2匹欲しいということだったので、私の持ち帰り量を決め、残りはきむさんに引き取ってもらいました。私の釣ったアジやイサキを引き取ってくれたきむさんのクーラーには全部で61匹の魚が入ったそうです。

今日はアカムツ狙いが殆どできなかったのは残念でしたが、久々にアジとイサキの両方の入れ食いを堪能できたので、満足でした。忙しくて疲れる釣りだったので、本当は船を高圧洗浄するつもりだったのですが、やめて普通の洗浄で済ませて帰りました。

今日の料理

今回釣った3匹のイサキは全てオスで、大きな白子が入っていました(写真左)。アジも産卵期ですから、6匹のうち4匹が雄で白子、2匹がメスで卵でした(写真右2つ)。

写真の残った一つの赤い卵巣はシロムツの卵ですが、これはあまり美味しそうではないですね。

とりあえずはアジとイサキの刺身です。一部はたたきにしました。

で、翌日アジとイサキの煮つけ(白子と真子も)

イサキの塩焼きになりました。

ちなみに、シロムツは孫のお気に入りなので、予定通り、親用のアジ2匹とともに翌日訪問してきた娘の家に引き取られていきました。で、その代わりに父の日のプレゼントで、お願いしていた長い竿用の竿ケースを二つもらいました。両方とも長さの延長機能があり、135~155と、145~165の竿が入ります。

写真上のBooms Fishingの製品はリール部分の袋が大きいので、今回購入した竿と大型電動リールの組み合わせで使います。下の袋はシマノの製品で、これまで150のケースにぎりぎり入っていたカワハギ竿を入れることにしました。カワハギ竿とリールは、シマノのステファーノという、私が持っている釣り具の中では断トツに高価なものなので、シマノの袋にシマノのカワハギ竿でいい組み合わせです。

これで釣行時に竿の持ち出しが簡単になりました。娘に感謝です。

さて、来週はまた週末仕事で釣りに行けません。その次の週は梅雨入りしてそうですねえ・・・

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください