好天&澄み潮は不漁のサイン?

首を長くして待っていた三連休です。しかし、その直前不穏な電話が入ります。いつも使っている港の使い方が変更になったようです。何が起こったのか・・・・・と心配しながら館山に行ってきました。結果的には、港の使い勝手に大きな変更もなく、天気も最高で釣り日和の一日でしたが、天気が良すぎて潮が澄み過ぎているためか、釣果は最低でした。

不穏な電話

三連休を待つ水曜日、家内からメッセージが入ります。

「漁港より電話あり、今度から鍵は漁協の業務課が預かるそうです。詳しくは漁協に日中に電話して聞いてください。」

どうも、いつも使っている館山の漁港スロープの利用方法が変更になるようです。でも、名古屋に出張中だったので、日中に電話することはできませんでした。

木曜日、3.5馬力さんからもメッセージが入ります。

「鍵の受け取り場所か変更になって、10時からのようです。」

「10時ですか? それは遅いですね。」

10時に鍵を受けとると、出港できるのは10時半ですから、いつもより二時間釣りの時間が短くなります。いつものように14時半に納竿すると、釣りの時間は4時間しかありません。筑波から三時間かけてくるきむさんは、往復の移動時間の方が長くなってしまいます。

釣り場の変更も考えないとだめかなあ・・・・などと考えながら、とりあえず金曜と土曜は風が強くてダメそうなので、日曜を待ちます。すると、土曜日に、赤ハルtomboyのsplashさんから電話がかかってきました。

「なんだか、10時からって噂を聞いたんですが、Gakuさん、電話されました?」

「いやあ、私も電話できなかったんですよ。」

「Gakuさん、明日どうされます?」

「10時に行きますよ。」

「そうですか。私はゴムボで早朝から出ることにします。」

ということで、splashさんも、さすがに10時だとスロープの魅力が無くなるようです。

とりあえずきむさんに連絡です。

「明日出ましょう。ただ、スロープが10時からだから、いつもより一時間遅くていいよ。」

「なぜ遅くなったんだろう。」

「お土産屋が閉店するという説を聞いたよ。」

「あ、やっぱり?あそこ、お客さん少ないよねえ。」

ということで、いつもより一時間遅く出発です。

「あそこ閉店したら、あの水槽の伊勢海老たちどうするのかなあ。」

「そりゃ、漁協が出荷するでしょ。それより、あそこの猫たちがどうなるか心配。」

「猫は元々野良だから大丈夫だよ。」

と、二人で余計な(笑)心配をしながら現地に向かいます。




真実が判明

館山のコンビニには8:30頃に到着しました。

「早すぎるね。もう一時間遅くてよかったのでは?」

「まあ、今日は初めての事が色々ありそうだから早めにしたんだよ。慣れてきたらもっと遅くするよ。」

「この時間だと身体が楽でいいね。」

「確かに。」

「今日はボート居るかな?」

「金曜、土曜と風が強かったから今日はボートが多いんじゃないかなあ」

と言いつつ現地に到着です。

「あれ?もう出航してる船があるみたいだよ。」

現地には、空のトレーラーが二台有ります。で、お土産やさんも開いています。

「へんだねえ。早く出れたのかな。聞いてくるね。」

と、お土産やさんに行ってみると、いつもスロープの手続きをしてくれる方ではない、もう一人のおばさんが居ました。

「こんにちわ。鍵は漁協預かりになったんですよね?」

「そうなのよ。遠くてごめんね。」

「どうしたんですか?」

「相方が病気で休養してるので、私一人だから、お店は10時開店にしたのよ。でも、ボートの人はもっと早く出たいでしょ。で、鍵は漁協にお願いしたのよ。」

「じゃあ今まで通り出れるんですか。」

「そうね。漁協の人は8時くらいには来てるから、大丈夫よ。水道の鍵はこっちにあるから、戻ってきたら受け取りに来てね。」

「それは我々にはありがたいですね。でも、もう一人の方は心配ですね。」

「そうなのよ。私もいい加減ふらふらだから、いつまでできるかわからないし。」

「頑張ってくださいね。相方さんによろしくお伝えください。」

ということで、真相が判明しました。ちゃんと我々のことを考えて、変更してくれてたんですね。ありがたいことです。

準備をしていると、もう一台トレーラーが戻ってきました。

「こんにちわ。鍵お持ちですか?」

「鍵、空いてるから大丈夫だと思うよ。」

「了解です。ありがとうございます。」

と準備を進めていると、スロープから一人歩いてこられます。昔会った自作ボート屋さんの小林さんでした。

「鍵、閉めて返しちゃったんだよ。あそこのビルに事務所があるから、取りに行って。」

「あ、分かりました。ありがとうございました」

わざわざ教えに来て下さったようです。

早速漁協に行ってみます。業務課の場所が分からず、ちょっと迷いました。

「すいません、業務課ってどこですか?」

「ここだよ」

「あ、スロープの鍵を借りに来たんですけど。」

「そこの封筒に入ってるよ。」

「お金はここで払えばいいですか?」

「あ、お金はお土産やさんで払って」

ということで、鍵を借りるのは簡単でした。確かに鍵を借りに行くのは遠くて少し不便ですが、出港が遅くなるわけではないことが分かったので一安心でした。

早速解錠して出港です。何時もより一時間遅い9:27でした。




好天だけど

海上は雲ひとつ無い好天です。

「いい天気だね」

「良すぎて釣れない気がするね。」

「確かに曇天日のクロムツ爆釣はすごかったよね。」

今日出ているはずの草刈りEさんは深場にいるはず。まずはそこに直行です。

予想通りの場所で草刈Eさん発見です

9:46

「どうですか~」

「白2だけ」

「いまいちですね。」

「なんだかねー」

ということで、イマイチの様子です。ここで釣っても良かったのですが、私の方は、今日は新しい振動子のチェックがしたいので、もう少し深いところに行きます。

深場到着は10:00でした。

「ここでやってみよう」

「水深は」

「240mだけど、今日は風が弱いから、流されてみよう。だんだん浅くなると思うよ。」

「魚影は?」

「底の方に何か居るよ」

ということで釣り開始です。

しかし、当たりがありません。

きむさんの方には小型の鮫です。

「前に釣ったやつかな。」

「ヒレタカフジクジラに似てるけど、違う気がするなあ。」

ということで、写真撮影です。

10:36

自宅で調べた結果、オオメコビトザメが一番近そうです。

いちおう、オオメコビトザメとして写真集に載せておきます。

「ここ、ダメだね」

「移動する?」

と話しているところに、草刈りEさんから写真が届きます。なんと、写真に写っていたのはアカムツです。

「草刈Eさん、アカムツ釣ったみたい。あそこに戻ろうか。」

「そうだね。行ってみよう。」

と場所移動決定です。




ポイント移動でも状況変わらず

先程の場所に戻ると、草刈Eさん達が居ました。早速記念撮影です。まるで草刈Eさんが釣ったかのようにアカムツを持ってますが、実は釣ったのはKさんでした。それもジギングで釣ったそうです。さすがジギング師Kさん。スゴいですねえ。

11:16

我々も少し離れた場所に入ってみることにしますが、あまり状況は変わりません。そんな中で、やっと竿に重さが出て、ムツが上がってきました。良型のムツでなんとかボーズ逃れです。

11:45

きむさんのほうは、小型のシロムツをポツポツ釣っています。

「ここもあまり釣れないねえ。」

「イサキ行かない?」

「この時期行っても居ないかもよ。」

「いれば入れ食いですぐ終わるから、また戻ってくればいいよ。」

「じゃ行ってみる?」

ということで、イサキポイントに遠征です。途中で新振動子の性能チェックをしつつ、イサキポイントに向かいます。




イサキポイントは魚影だらけだけど・・・

12:57に移動を開始し、イサキポイント到着は13:18でした。

今回から導入した新型振動子と旧型振動子の組み合わせで、魚群の発見と、魚群の真上への移動は容易になりました。群れの上を外れた瞬間に分かるので、どちらに動けばよいかが分かり易いのです。

で、魚探には魚影が沢山出ますが、底から浮いているので、イサキっぽくありません。

「イサキじゃ無さそうだけど、釣ってみようか。」

ということで、釣り開始です。しかし何も釣れません。餌は無くなるので、何かは食っているようです。しかし針掛かりどころか、当たりさえありません。

「だめだね。やっぱりイサキじゃないよ。フグとかだよ。」

「別の群れは?」

「群れは沢山いるんだけど、全部違う感じだよ。」

といいつつ、別の群れを見つけて釣ってみます。

しばらくそれを繰り返していると、何かが針に掛かりました。

「あ、何か掛かったよ。」

「これで正体が分かるね」

で、上がってきたのは、オキゴンベとホシササノハベラでした。

14:03

「群れはオキゴンベだよ。」

「これじゃ餌だけなくなるね。」

と船上では納得したのですが、自宅に帰ってよく調べてみると、オキゴンベは群れになることはないようです。ということは、魚探に移っていたのは別の魚で、その群れの下にいたオキゴンベとベラを釣ってしまったようです。

「アジは居ないのかなあ。」

「アジはもう少し深いところだと思うよ」

「じゃアジを探そう」

ということで、少し深いところで群を探します。すると、群れが居ました。

アジの群れにしては大きすぎですが、底に着いているので、少し期待できます。

「何か居たよ。きむさん釣ってみて。」

「了解。アジだといいなあ。」

「きむさんがアジ釣ったら、僕も参入するよ。」

「あ、何か釣れたよ。でも弱いなあ。」

「何だろう。アジだといいなあ。」

「あーなんだこれ? メバルだ~」

上がってきたのはまあまあのサイズのトゴットメバルでした。

「メバルかあ。でも、サイズはまあまあだね。」

「確かにここにはメバルもいたね。」

「うん、前にも釣ったね。」

「仕方ないからメバル釣りでもしようか」

ということで、もう少しメバルを釣ることにします。私の方にも早速メバルが掛かります。

14:11

その後もメバルが釣れますが、そのうちパッタリ釣れなくなります。しかし、餌はなくなります。

「餌取りが来ちゃったみたいだね。」

「確かにそうかもね。止めようか。」

「止めてどうするの?」

「甘鯛を狙うか、深場を狙うかだよ。」

「甘鯛はダメっぽいなあ。深場はさっきのところ?」

「いや、ここからの帰り道だと違う深場だね。」

「それなら期待できるかも。そこに行こう。」

ということで、再度移動です。




初の夕マヅメ釣り?

深場ポイント到着は14:30です。いつもなら、もう上がっている時間ですが、今日は出るのも遅かったので、ギリギリまで釣ります。

「あと30分勝負だよ。」

「じゃ、投入は一度だけかもね。」

ということで、投入です。で、きむさんに当たりが出ます。

「何か来た。」

「強い?」

「うーん、弱いなあ。シロムツかな。」

「弱くても当たりがあるなら期待できるね。シロムツなら引かないから。」

と、巻き上げを待ちます。

巻き上がったところで覗き込むと、下の方の針に魚が着いています。

「シロムツかな、いや、クロムツっぽいよ。」

今日は潮が澄んでいて、一番下の針の魚まで綺麗に見えます。この澄み潮も今日の不調原因かもしれませんね。

「日が傾いて夕マヅメになったから、クロムツが釣れ始めたかな。」

確かに、トレーラブルボートになってから夕マヅメ釣りはしたことがありません。日が短くなって、初の夕マヅメ釣りが実現したようです。

この後もう一度投入し、きむさんはムツを追釣します。私の方には結局何も釣れず、タイムアップとなりました。

「夕マヅメでクロムツの時合いっぽいのに、ちょっと残念だね。」

といいつつ納竿です。15:30でした。そこから全速で港に戻ります。波も収まり、今日は生簀も使わなかったので、軽い船体で時速40km以上を出して10分程度で港に戻りました。




今日の釣果

ということで、私の今日の釣果は、ムツ1匹、トゴットメバル2匹、オキゴンベ1匹(リリース)、ホシササノハベラ1匹(リリース)でした。相当の貧果ではありますが、ムツのサイズがよかったので、ムツの炙り、メバルの塩焼きで、夕食のおかずには十分でした。

シロムツはすべてきむさんの釣果です。私は深場狙いの時は大物狙いで大きな餌をつけるので、シロムツが釣れません・・・という言い訳です(笑)

さて、来週は第一土曜なので、週末も仕事を入れて出張です。次は再来週になります。天気がいいといいなあ・・・・




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好天&澄み潮は不漁のサイン?” に対して 10 件のコメントがあります

  1. あひ より:

    おはようございます~♪

    スロープは良かったですね。
    実釣時間が短くなるのはいただけません。

    しかし、内房に限らずですが、貧果の時の館山は辛いですね。
    そういうときに限って、外房が好調だったりするのでなおさらやりきれません……

  2. 3.5馬力 より:

    ガクさん、アカムツ専業漁師目指しての振動子購入の様な感じですねー。今回釣れた部類では?私はイカ1匹だけ。ガクさんの今回を貧果と呼ぶなら私は何と呼べば良いやら。
    次回は出られればいいですね。私もスロープ申し込んでおきます。

  3. すてきち より:

    釣行お疲れ様です!

    貧果と聞いていたのでさっぱりと思いきや、そこそこあげられているではないですか!
    新魚も追加で図鑑も充実してますね。
    新装備でポイントもバッチリ決まるようで、参考になります。
    今後の新しい電装での深海攻略を楽しみにしてますよー

    お土産屋のおばちゃんは心配ですね。復帰を願うばかりです。

  4. Gaku より:

    あひさん、コメントありがとうございます。スロープの件は、ほっとしました。一時は本気でマリーナに預けようかと思ってしまいました。しかし、この日の館山は渋かったです。草刈Eさんが、魚が全部外房に行っちゃったみたいと言ってましたが、この日はイカ釣りの人を含め、皆さん不調だったようです。館山は色々なターゲットが選べるので、外房より逃げ場が多いはずなのですが、駄目でしたね~~~次回頑張ります。

  5. Gaku より:

    3.5馬力さん、コメントありがとうございます。いえいえ、私も実質クロムツ1匹ですから、3.5馬力さんの巨大イカのほうがずっと価値が高いですよ。次回はぜひスロープからご一緒しましょう。今週末は第一土曜なので、我々は休漁ですが。
    年末はみんなで集まれるといいですね。

  6. Gaku より:

    すてきちさん、コメントありがとうございます。初物はどんな獲物でも図鑑が充実するのでうれしいです。まだ今回のコビトオオメザメは掲載していませんが。 電装に慣れるまでに、もうしばらくお待ちください。慣れたら爆釣してみせますよ~~~~本当かなあ・・・・お土産さんのおばさん、本当に心配です。いつもいろいろ楽しい話や良い情報をくれる人だったのに。早い復帰を祈ってます。

  7. Fuku より:

    Gakuさん、スロープ利用の詳細なレポートありがとうございます!
    確かに先週利用した際、いつものおばちゃんが不在で、別の方があたふたと対応されてました。
    新しい秘密兵器を導入されて、うらやましい限りです。我々は、いつものように、勘と勢いに身を任せた釣行です(笑)。

    ちなみに、明日(11/30)出撃予定です。

  8. Gaku より:

    Fukuさん、コメントありがとうございました。出張中で、お返事が遅くなり、失礼しました。30日の出撃結果は如何でしたか?
    電装設備の強化は、機械頼りの釣り傾向を高めるだけですよね。やはり釣りは勢いと、勘の良さが最大の武器だと思います。電装設備等無くても、魚が寄ってくるパワーを身に付けたいですね。ではでは。

  9. Fuku より:

    Gakuさん
    おはようございます。ご返事ありがとうございます。
    さて、11/30の釣行ですが、結果は惨敗でした・・・。
    実は前の週の水曜日(11/21)に、同じ職場のリールすら握ったことのない同僚を釣れて釣行した際は、釣らせることを優先して、アマダイを狙いました。そして、その人は47cm、私には45cmのアマダイが獲れて、大量のタマガシラにシロムツ2匹を追釣し、最後にモンゴウイカで締めくくることができて、かなり満足度の高い釣りができました。
    この釣果をいつも一緒に行く船釣りのエキスパート(この前Gakuさんたちにお会いした際いた相方)に話したら、「ド素人が47cmを獲ったんだから、我々は50cmオーバー行けるでしょ」なんて、前夜酒を飲みながら調子に乗って話してました。
    が、色々と攻めてみましたが、釣れるのはタマガシラだけで、深場もやってみたりしましたが、最後にサメが釣れてジ・エンドでした・・・。
    相方との過去3回の釣行がいずれも良い釣果で、しかもアマダイポイントも分かってきたので、かなり期待して挑んだ結果貧果に泣かされたので、落胆しながら帰路に着くはめになりました。
    驕れる者久しからず。何事も謙虚にのぞむ姿勢の大事さと、釣りの奥の深さ面白さを改めて痛感させられる教訓を得ることができました(笑)

  10. Gaku より:

    Fukuさん、47cm,45cmの甘鯛はいいですねえ。まだ外道が多くて、甘鯛は釣りにくいですよね。如何に外道をかわすかが勝負ですね。
    まあ、釣りは釣れない時があるから、釣れたときに嬉しいんですよね。この冬もお互い頑張りましょう!

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