外房勝浦でイサキ狙い

今年のGWは釣り日和に恵まれ、外房のイサキ狙いをすることができました。

今年の連休は良い日よりです。初日の3日から凪の予報です。

外房でも十分出れそうなのできむさんと相談です。

「三日、四日はかなり状況が良いけど、どうする? 外房でも出れるよ。」

「連休は3日も4日も大丈夫ですよ。どちらが良い? 可能ならイサキ釣りたいね」

「4日はまだ予報が出てないけど、3日よりさらに良さそう。後半二回行くなら3日と6日だけどね。」

「6日も行けそうなら連休中あと2回行きたいね。でもイサキはチャンスが少ないからイサキ優先でもよいかな」

「今の予報なら3日でもイサキには十分だと思うよ。4日は逆に凪過ぎてイサキには向かないかも。まあ、3日外房の予定で、予報を待ちましょう。」

「了解しました。とりあえずイサキの準備しておきます」

ということで、一日予報待ちです。

2日の午後になっても予報は変わりません。

「明日興津で問題ありません。明後日より良さそうです。」

「了解です。明日は混みそうなので頑張って4時自宅発しますね。」

ということで、いつもより一時間早く出発することになりました。

「今日はまずアジポイントに寄る?」

「アジは魅力が小さいなあ。イサキが釣りたい。」

「じゃあ、イサキポイント直行にしようか。」

と相談しながら勝浦を目指します。

現地到着も7:30過ぎと、我々としては早い時間に到着です。

しかし、さすがにGWです。現地にはすでにいくつものトレーラーが出航した跡を見せていました。

新兵器第三弾投入

我々も早速準備開始です。

今回は新兵器第三弾の登場です。

ちなみに第一弾は昨年秋に導入した新型魚探(lowrance Elite-5 ti)のサイドスキャンで、浅場では魚探に写った群が左右どちらにずれているのかわかるので、イサキ釣りなどでは重宝しています。

第二弾は海底カメラで、今回も撮影しました。下の方にYou tubeにアップした映像を置いておきます。

そして第三弾は、導入予定のトレーラブルボートのために先行投資で購入した、Minn kotaのipilotです。

とりあえず欲しい機能はスポットロックだけなので、そこだけマニュアルを読んできました。本日初フィールドテストです。

イサキポイントに直行

8:20分出航です。

イサキポイントに向かって一直線に進みます。

ヒラマサポイントには数隻のボートが見えます。

目標のイサキポイントあたりにも何隻かボートがいます。

プラグを交換したエンジンは好調に走ります。

今日は外房では最高クラスの凪です。

ポイント到着は8:40でした。

まずは第一ポイントで流しながら群を探します。

ここは浅いので、どうもイサキの群れは居ないようです。

それでも一応オキアミを垂らしてみますが・・・・・

9時過ぎ、最初の当たりが出ます。しかし、イサキにしては強い当たりです。

「これはメジナっぽいなあ・・・・」

と言いながら巻きあげると・・・・

良型のメバルでした。

なかなか良いサイズですが、狙ったものとは違います。

この後も当たりが出ないし、魚探に魚影も見えないので、このポイントは諦め、第二ポイントに向かいます。9:30です

第二ポイントで初イサキ

第二ポイントでは、ときおり魚影が出ます。

餌を入れてみると・・・・・釣れました、良型のイサキです。

しかし、まだポイントを完全には把握できておらず、イサキはなかなか釣れません。

代わりに釣れるのは定番のメジナです。

きむさんも、小型のイサキとメジナを釣っています。

ここでipilotにも慣れてきたので、群れ探しをしてみることにしました。

まず始めに魚探の50Hzまやは83Hzの信号で群を見つけ、サイドスキャンでズレている方向を確認、そちらに向かって進み魚探の200Hzの画面に魚影が出たらそこで止めます。

ipilotだと、魚影が出た瞬間に止めることができるので、簡単に群れの上に止まることができますね。やはり画期的ツールです。

このおかげで、きむさんが好調にイサキを釣ります。

私の方は、下を狙いすぎているのか、イサキも釣れるものの、どうしてもメジナやメバルが多くなります。

そして、また強い当たりでイサキと違う引きです。

「きた、けどイサキじゃなさそう。」

「なに? またメバル? メジナ?」

「メジナかな? あれ、この引きはウマズラっぽいぞ」

「へえ、ウマヅラだといいね。」

と言いながら上げてみると、なんと良型の本カワハギでした。

カワハギとは、嬉しい外道ですが、やはり底を狙いすぎのようです。

i-pilotありがちトラブル

このカワハギを処理している間に、大失敗をします。水中に残していた仕掛けの先が、ipilotのスクリューに絡んでしまったのです。

きむさんにはスクリューがあるから注意してね、と言ってたのに、自分からは遠いので不注意でした。

結局ipilotを取り外し、スクリューも取り外して糸を解きます。この処理に20分ほど釣り中断です。

その間にかなり流されたので、第三ポイントに行ってみることにしました。ここにも魚影があります。

数か所でイサキを拾い釣りした後、11:40に見つけたポイントがイサキ回遊ポイントでした。

当初は大型のメバルが釣れたりもしましたが・・・・

巻き込んだ仕掛けの代わりに、イサキ用のウイリー仕掛けを付けたところ、これが大当たり。イサキがコンスタントに掛かるようになりました。それまではオキアミ餌をつけて釣っていたのですが、エサ取りが多いようで餌がすぐ取られてしまい、空針になっていたようです。それがウイリーになると、餌を取られても食うので、釣果が伸びました。

 

しばらくして、イサキではない小さい当たりで小さめの魚が上がってきました。

「あ、ウメイロが釣れた。」

釣れた時は青色が美しい魚だったので、ウメイロと判断しました。

「それってウメイロっていうんだ。」

「うん、伊豆諸島とかでは定番の外道なんだけど、ここにもいるんだね。」

「僕も釣れたよ」

ということで、この後2匹、きむさんが釣り上げます。

その後もイサキはコンスタントに釣れます。

追い食いもさせ、ダブル、トリプルも実現しました。

クーラーに入らなくなってきたので、小型はリリースです。

「小型のイサキがリリースできる身分になったよ。」

と言いつつ、数匹追釣して、納竿としました。13:37分です。

ちなみに、今日も幾つかの場所で海中の撮影をしてみました。イサキやウマヅラが映りました。

今日の釣果

自宅に帰って、魚を確認していて、不思議なことに気づきます。ウメイロと思った魚が、あまり青くなくて黄色いのです。この色合いはウメイロではなくタカベです。

これまでタカベは魚屋さんでしか見たことがないので、生きているときは青いという認識がありませんでした。図鑑にもウメイロの幼魚と間違いやすいと書いてあったので、似ているのは事実のようです。タカベなら塩焼きですね。

ということで、今日の釣果は、イサキ15前後(小型数匹リリース)、メバル3匹、メジナ2匹、カワハギ1匹、タカベ1匹でした。

写真は二人の釣果です。最初のころに釣った小型はキープされています。

今回、イサキは刺身、カルパッチョ、塩焼きで、タカベは塩焼きで、カワハギは刺身で、メバルは煮つけで、メジナは塩焼きで、3日間かけて食べつくしました。

イサキのカルパッチョ、カワハギの刺身、メバルの煮つけ、メジナの塩焼きが美味しかったですね。

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