ついにエチオピアの洗礼を受ける

今回はきむさんとFUKUさんの三人で出航しました。アジやイサキが好調との情報が入っていたので期待したのですが、いまいちでした。そのうえ深場で、ついに私もエチオピアの洗礼を受けてしまいました。あ~疲れた。

好天予報の週末

今週末はFUKUさんは予定が入っており参加は無理と聞いていたので、きむさんと二人で出撃予定でした。天気予報もよい感じだったので、出撃を決めたところで、FUKUさんからも参加できるとの連絡があり、3人で出ることにしました。

当日はいつ通りに現地に向かいますが、6時にはFUKUさんから現地到着の連絡がありました。冗談半分で、「船出しといてもいいよ」と返信しますが、よく考えたら太陽光発電とか片付けないと出せないので無理でした。

「次回以降は手順も分かるだろうから、FUKUさんに先に船を出しておいてもらえば、15分くらいで出航できるかもね。」
「それはいいね。」

などと話ながら現地に向かいます。途中釣吉でアミコマセを購入して、現地到着は予定通り7時過ぎです。

今日はsaiさんも出ると聞いていましたが、予定通り既に出たようで、船はありませんでした。今日は、ここで知り合ったTakiさんの船も出たようです。我々も準備して、8時前には出航することができました。海は予報通り凪で高速で船を走らせることができました。

薄曇りなので富士山は見えませんが、直射日光もないのでいい感じです。

まずはサバ探し

今日はまず深場用餌のサバ探しです。後藤さんからの情報を頼りにサバのいそうな場所を探します。

15分ほどで、条件の一致する場所に到着、FUKUさんが、サバ釣りに参入です。私は上方にいるベイトの正体が知りたかったので、空サビキを投入してみましたが・・・・・何も食いませんでした。

FUKUさん、サバ釣りを継続していますが、どうも釣れません。サバがいないのか、食い気がないのか・・・・

きむさんから、「もうウマヅラポイントに行って釣った方がよくない?」

という意見もあり、サバ釣りは諦めてウマヅラポイントに行くことにしました。

ウマヅラポイントで苦戦

8:30ウマヅラポイント到着です。早速魚探で魚影を探します。今日も魚影はばっちりです。

「きむさん、釣ってみて」

ということで、いつも通りきむさんに釣ってもらうと、早速何か掛かったようです。

「イサキがいた?」

「う~~ん、イサキかな~~~あ、アジだ。 あ、落ちた。」

ということで、最初のアジは落ちてしまいました。でも、アジがいることが分かったので、早速三人で参入です。しかし・・・・次がなかなか釣れません。

きむさん、FUKUさんが、ポチポツとアジ・・・ではなくイサキを釣ります。私にも当たりがあり、小さなイサキが釣れました。普通ならリリースですが、今日はあまり釣れない感じなので、キープしてみます。

群れは動いているようで、定期的に魚探から魚影が消えます。魚探から魚影が消えた時に釣れるのはこいつです。

ウマヅラのダブルでした。さすがウマヅラポイント、この後もウマヅラにやられます。きむさん、FUKUさんもイサキとウマヅラを交互に釣っています。

「この場所だめだね。ウマヅラが多すぎる。」

「別のポイントに行きませんか?そっちの方がイサキが大きいですよ。」

というFUKUさんの提案で、FUKUさん秘蔵のイサキポイントに行くことにしました。

FUKUさんポイントで良型イサキ

FUKUさんポイントに到着したのは10時でした。魚探には群れが写っています。そこで釣り再開です。すぐに、きむさん、FUKUさんが良型のイサキを釣ります。

しかし、私はトラブルの連続です。まずは根掛りで仕掛けを失います。次は電動リールトラブルです。最初は電池が悪いのかと思ったのですが、そうではないようです。電動リール自体が不調です。ついに巻き上げが動かなくなってしまいました。

その間にもきむさんとFUKUさんは良型イサキを釣っています。

そのFUKUさんの雄姿の向こうに、こちらに向かってくる船が見えました。

あの船の色は、独特ですから、見間違うはずがありません。

saiさんです。早速手を振ってみると気が付いてくれました。

saiさんは早朝からマグロ釣りに出ていたようですが、残念ながらマグロはお留守で、その代わりにワラサの入れ食いに遭遇したようです。お土産にワラサを頂いてしまいました。

これで今日のお土産は十分なので、満足です(笑)

その後もきむさんとFUKUさんが良型イサキを釣ります。私は別の竿を出して真鯛仕掛けで遊んでいたのですが、二人の良型イサキに刺激され、真鯛仕掛けの途中に枝針を出す形でイサキ仕掛けを作り、良型のイサキと、ウマヅラの雄を確保しました。今日はウマヅラを10匹以上釣りましたが、雄はこの一匹だけでした。

「そろそろ深場やるなら行かないと、時間が無くなるよ。」

「行きましょう、本命アカムツ狙いで。」

ということで、深場に転進は12時過ぎでした。

エチオピア!!

今日はこれまで釣ったことのない場所で、ちょっとだけ釣ってみることにしました。しかし、船の動きが速すぎて、流しながら釣るのは難しそうです。やむなく、ipilotで止まって釣ることにしました。

しかし、何も当たりが出ません。きむさんもFUKUさんもダメのようです。仕方ないので、この場所は諦め、いつもの場所に向かうことにして、みんなで巻き上げます。

糸が残り200mになったところで、突然強い当たりが出ます。これは巻き上げ途中でサバが食いついた時の典型的な当たりです。

「サバが釣れたっぽい」

「サバは餌にちょうどいいから、いいじゃん。」

と言われながら巻き上げ継続です。

引きが一定ではないので、サバが複数付いているのでしょう。巻き上げはされているのですが、だんだんと、サバにしては強すぎるきがしてきました。

「もしかしたら、青物かなあ。」

と、ちょっと期待が出てきましたが・・・・・

上がってきたのは、エチオピア(シマガツオ)のダブルでした。

一匹はリリースして、一匹だけキープすることにしました。

今年は、きむさんとFUKUさんはエチオピアの洗礼を受けていたのですが、私だけは受けずに通り過ぎたと思っていたのですが・・・今頃になって、エチオピアにやられてしまいました。

この二匹との戦いで疲れてしまいました。

いつもの深場に移動し、ipilotで止めて仕掛けを投入して休憩です。いつもの深場竿は電動リールが壊れたので今日は使えず、超深場用の竿をつかっているので、当たりが全く分かりません。

きむさんは、いつもの竿で小さな当たりをとらえ、「あたりがあったけど小さいからしろむつかな」と言いながら上げてます。FUKUさんは手持ちで誘いつつあたりをとらえ、「シロムツっぽい」と言いながら上げています。私の竿は全く当たりがわからないので・・・二人が上げたので、上げてみたらシロムツが付いてた・・・って感じです。

結局この場所では、三人ともシロムツしか釣れず、今日の釣りを終わりにすることにしました。

船に戻る前に、船上でクーラーに入らない大型魚を小型化します。これはFUKUさんがやってくれました。

これで今日の釣りは終わりです。14時過ぎに納竿でした。出航地に戻ると、saiさんがいて、陸揚げを手伝ってくださいました。takiさんもいて、情報交換もできました。

この後、船台のポールと、太陽光発電の回路を工事して、帰途につきました。

今日の釣果

ということで、私の今日の釣果は、イサキ4匹、ウマヅラ10匹以上(4匹だけキープ)、エチオピア2匹(1匹キープ)、シロムツ2匹でした。

イサキのうち2匹は良型で、おなかの中には大きな卵と大きな白子がありました。

ウマヅラは、3匹のメスは抱卵していましたが、4匹のうち2匹にはおいしそうな肝もありました。

今日の料理

ということで、今日の料理も定番中心です。

シロムツは当然の塩焼きです。今日のシロムツは大きかったので、一人一匹で十分でした。

刺身は、イサキと、ウマヅラの雄雌です。やはりウマヅラはオスの方が味がありますね。メスの方が実が柔らかく口当たりは良いのですが、味が薄い感じです。

今回は内臓は全部煮つけにしてもらいました。ウマヅラの肝と卵、イサキの白子と卵です。見栄えは悪いですが、味は最高です。イサキの白子は痛風持ちの私には大敵な食材ですが、ちょっとだけ頂きました。さすがに梅雨イサキの白子、すごく美味しかったです。

今回、エチオピアは西京漬けにすることにしました。一緒に、イサキやウマヅラも西京漬けにします。西京味噌を買ってきて、酒とみりんと砂糖で溶いて味噌床を作りました。

エチオピアは鱗ごと皮をはぎ取れば美味しい白身のフィレになります。大型のイサキとウマヅラは三枚におろし、小型のイサキは丸のまま漬け込みます。

西京漬けは失敗の少ない調理方法ですよね。とても美味しい西京漬けができました。

これは来週末まで楽しめそうです。

saiさんから頂いたワラサは、当然刺身とぶり大根になりました。脂が乗ってて美味しいワラサでした。saiさん、ありがとうございました。次はマグロのお裾分け期待していますね(笑)

saiさんのワラサを見て、ワラサ釣りがしたくなったので、故障した電動リールを新調するついでに、ワラサにも耐えられる竿をポチっとしてしまいました。

さて、次回はハタ、カサゴなどの底物探りをしたいと計画していますが、台風一号がやってきますね。どうなることやら。

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ついにエチオピアの洗礼を受ける” に対して 2 件のコメントがあります

  1. T.sasaki より:

    お初にコメントさせてもらいます。
    毎回楽しみに拝見させて頂いています☺️
    釣行の成り行きを事細かく解説して頂いていて、初心者の私もとても勉強になっております。
    そして、何より楽しみなのは、釣ったお魚のお料理のアップです❤️
    中部地方で釣りを頑張っております!
    これからも良い御釣果を期待しております。

  2. Gaku より:

    佐々木さん、コメントありがとうございました。このブログは自分の忘備録の意味が強いので、だらだらと無駄なことがたくさん書いてあると思いますが、少しでもお役に立てればうれしいです。私の釣りの目的は、美味しいものを食べる、ですから料理は必須です。でも、出来上がりの盛り付け技が不足してて、あまりおいしそうに見えないのが欠点ですね。まあ、一番の理由は、一つの皿に大量に盛りすぎてることにあるとは思いますが(笑) もしおいしい料理の仕方があったら、ぜひ教えてください。

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