梅雨イサキを目指して

梅雨の晴れ間に念願の?梅雨イサキ釣りに行ってきました。午後から風が強くなる予報だったので、午前中の短期決戦を目標に、馬面ポイントのイサキ・アジ狙いでの出漁です。今回は群れをうまく見つけることができたので、大型のイサキとアジを両方楽しむことができました。さらに外道も多彩で、いろいろとお土産を持ち帰ることができました。

なかなか風が止まらない

ほぼ毎週末、釣りに行けないかと天気予報とにらめっこをしているのですが、良い日に巡り合えないまま梅雨入りしてしまいました。こうなると、風と波に加え、雨も敵になります。若い頃なら雨は気にせず釣りに行きましたが、もうそんな元気はないですね(笑)

梅雨入り翌週の週末、ギリギリ行けそうな予報です。

「きむです。天気は回復しそうだけど、波はどうかな? 一応明日は休める体制ではいます。」
「Gakuです。海快晴だとこんな感じ。波が少し高いけど、午前中は大丈夫かな。」

「天気はいいんだけど、風がねえ。朝だけだねえ。 」

「じゃあ午前中勝負で行く?」
「お昼上がりてもいいなら、行ってもいいよー」
「じゃあそうしよう。 漁礁でアジかイサキの短期決戦狙いかな。 アジは今が産卵期だよね。 コマセはこの前釣具屋で買ったから持っていきます。」
「了解!」

ということで出撃決定です。

快適な釣り日和

「今日は梅雨イサキだね。」

「そうだね。アジも産卵期だから喰いがいいと思う。」

「前回アジが釣れなくて悔しかったから、今日は釣りたいな。アジ狙いでイサキポイントの周辺探ろう。」

と話しながら、現地到着はいつも通り7:30頃です。今日は他にはトレーラーがありません。予報はいまいちだし、金曜ですから、当然でしょうか。準備して8時過ぎに出港です。

海上は波が少しあるので、船速が出せませんが、風はあまりなく、快適です。

「今日は曇ってるから、アジが浅場にいるかもしれないよ。イトヨリポイントあたりを攻めるという手もあるけどどうする?」

「う~ん、まずは馬面ポイント直行かな」

「了解!!」

ということで、今日は馬面ポイントに直行です。

馬面ポイント到着は8:30時ころ。早速群れを探します。

まずはいつもの場所で群れを見つけ、きむさんに釣ってもらいますが、喰いません。潮の流れが速く斜めに沈むので、どのあたりを攻めているかもわかりにくい状況です。

「喰わないねえ。」

「イサキじゃないのかな。」

「場所変えてアジがいそうな場所に行こう。」

ということで、移動します。

次のポイントでは、私の竿にもキムさんの竿にもあたりが出ます。

「何か釣れたよ。」

「こっちも釣れた。」

と二人で巻きますが・・・

「これ絡まってない?」

「お祭りしてる?」

と上げてくると、確かに仕掛けが絡まっているようです。

まずはキムさんに緩めてもらって、私の方を巻き取ります。すると、絡んだ仕掛けに大きなアジが付いていました。

そのアジを確保して、こんどはキムさんの方を巻いてもらうと、そちらにもアジがかかっています。二人の仕掛けにアジがかかって走り回ったので、お祭りしたようです。

結果的には大型のアジをそれぞれ確保です。しかし、この絡みを取る間に相当流されてしまいました。またポイントに入りなおします。

「さっきのポイントよさそうだね。」

「そうだね。ちょっとあのあたりで魚影が出るポイント探すよ。」

ということで、群れの感じが良いところでポイントを探してipilotを入れて止めました。本格的に釣り開始です。

すぐにキムさんが次を釣ってくれます。30センチ近い良型のイサキです。

「あれ?イサキなんだ。」

と言ってると、次はアジです。このポイントはアジとイサキの両方が混ざっているようです。

私の方にもアジとイサキの両方が来ます。イサキは良型も多く混じります。小型のイサキはリリースです。

遊漁船がやってきた

しばらく釣っていると、遊漁船がやってきました。宝生丸です。ここまで写真を取り忘れていたのに気が付いたので、カメラを持ち出して写真撮影です。

宝生丸の後ろを走っているのはカツオ船ですね。カツオ船は引き波が大きいので、これが通った後は要注意です。

遊漁船はイサキ狙いではないようです。アジ狙いかなあ・・と思っていましたが、HPを見るとマルイカ狙いだったようですね。このポイント、マルイカも居るんですね。次回狙ってみようかな。

アジとイサキはその後もコンスタントに釣れます。

強い引き!!が来ると、馬面です。針を飲んでいるので救命できません。やむなくキープです。

しばらくすると、もう一隻遊漁船が来ました。萬栄丸です。勝山の二大遊漁船が揃いました。

萬世丸の方は二人しか釣り客はいないようです。二人でも船を出してくれるところが偉いですね。

遊漁船の放送で、底近くを狙っていることが分かりました。遊漁船がマルイカだということは想定していなかったので、何がいるのか、ちょっと遊漁船に合わせた深さを狙ってみることにしました。

すると、赤い魚が上がってきました。真鯛かと期待したのですが、タマガシラでした。なかなか良いサイズです。

その後も深めを狙っていると、トゴットメバルも釣れます。一度にメバル、タマガシラ、イサキが掛かったりしました。

キムさんはコンスタントに大型イサキとアジを釣っています。

なぶら発生

突然周りになぶらが出始めました。写真では見難いですね。

この時期ですから、まだ回遊魚には早い気がしますが、鰆の可能性はあります。しかし、残念なことにルアーも竿も準備していません。仕方がないので、なぶらになっている方の(跳ねている)魚を狙って、イサキ仕掛けを浅めに流してみます。すると、釣れました。カタクチイワシです。キムさんの方にもかかりました。こちらはウルメイワシです。いろいろなイワシがたくさん入ってきているようです。

で、なぶらを起こしていた正体魚もキムさんが釣りました。サバです。良型のマサバなので、しめさば用に頂きました。

その後もイサキとアジは釣れ続けます。

私はアジもイサキも十分に釣ったので、再度底モノ狙いで竿を下ろしてみると・・・・良い当たりが出ました。しかし、ここでの良い辺りはたいてい馬面です。今回も馬面だろうな・・・と思いながら期待もせず上げてみると、なんと40㎝超えの立派なサイズのイラでした。

これでもう生簀もいっぱいです。すでにクーラーもウマヅラやメバルで半分埋まっています。体積的には十分な量の魚が釣れました。

キムさんと相談して、この場所は納竿とすることにしました。帰りにイトヨリポイントでしばらく釣ってみましたが、なにも釣れませんでした。14:00納竿です。

結果的に風も出ず、天気も曇りで過ごしやすく、ポイントもアジとイサキが両方狙える良いポイントで、満足する釣りができました。上がったころには天気が良くなり始め、暑い日差しになりましたので、ちょうどよい納竿でした。港でキムさんが魚を絞めてくれました。

今日の釣果

今日の私の釣果は。イサキ10匹程度(小型数匹リリース)、アジ8匹、ウマヅラ3匹(1匹リリース)、トゴットメバル4匹、タマガシラ2匹、イラ1匹、カタクチイワシ1匹でした。

料理は定番の刺身、塩焼き、煮つけです。アジフライは油の値上げを理由に却下されました(笑)

刺身はアジ、イサキ、ウマヅラ、カタクチイワシ、ウルメイワシです。その日に半分頂き、次の日にカルパッチョとして残りを食べました。

塩焼きはアジとイサキの小型で軽く楽しみました。

煮つけはメバル、タマガシラ、ウマヅラ、イラです。馬面の肝が全くなく残念でしたが、アジとイサキは抱卵期で、大きな卵や白子がありました。

そして今日の絶品がイラの頭の煮つけです。ゼラチン質が素晴らしく美味しく、最高でした。

さて、夏前にもう一度行けるかな。梅雨が完全に開けると暑くなるので、しばらく夏休みです。

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