アジ釣りとアジの南蛮漬けを堪能
梅雨の合間にいつもの釣りに行ってきました。今回はアジ主体で狙い、群れをうまく見つけて良型のアジ釣りを堪能することができました。アジがたっぷり釣れたので、念願のアジの南蛮漬けを作りました。タタキ→ナメロウ→サンガのアジの味覚コンボも楽しむことができました。
久々に良い予報
今週の金曜は久々に良い予報です。九州や山陰では大雨ですが、関東では梅雨前線が南に下がっているので、雨の心配もなく、暑さも真夏ほどの本格的な暑さにはならないことが期待できます。風が少し出る予報ですが、その方が涼しくて良さそうです。
ということで、金曜の出撃が速攻で決まります。
朝方きむさんが霧のせいで少し到着が遅れます。でも、今日は遅くて問題ありません。というのも、ガソリンを買いに行く時間がなかったので、途中でガソリンを購入する必要があり、そのお店の開店に合わせるには、いつもより15分遅れ位がちょうどよいのです。
「今日はどこに行く?」
「今日はアジと深場がやりたいなあ。風次第で決めよう」
と話しながら現地に向かいます。
途中、館山道に入ったあたりから、霧が出ます。霧ということは、風が全くないということですね。まあ、気温が上がれば霧はすぐに消えるだろうと楽観して現地に向かいます。
ガソリンスタンドは7:30開店なのですが、7:20にスタンドに到着してしまいました。でも、もう釣り好きの店主さんが来ていたので、問題なくガソリンを購入することができました。
漁港の事務所に行くと、今日は金曜にもかかわらず予約者が多いようで、既に5組ほど出港していました。スロープの鍵もなかったので、現地で受け渡してもらうために駐車場に行きます。駐車場には久々に沢山のトレーラーが駐車していました。SaiさんやSplashさんのトレーラーもあります。
しかし、スロープの鍵は既にしまっていて、誰も居ません。結局もう一度漁協の事務所までカギを取りに戻ることになってしまいました。事務所に着くと、ちょうど鍵も戻ってきたところでした。
そんなこんなで、今日の出航は8:30近くになってしまいました。
霧の館山湾
鍵を借りたときに漁港の方が、「ガスが出てきたから気を付けてね」と言っていたのですが、確かに遠くは霧で曇っています。でも、そんなに見通しが悪いわけではないので、大丈夫だろうと出航です。
しかし、港を出てみると、段々と霧が濃くなります。陸地が見えなくなってきました。
そこで、なるべく岸寄りに走りつつ、南に向かいます。視界は100m程度になってきました。船が来ても安全なようにゆっくりと進みます。
自衛隊の側や定置網の側など、目標が見えるところを辿りながら西に向かっていると、少しずつ霧が晴れ始めました。
「とりあえずウマヅラポイントでアジを探すね」
ということで、ウマヅラポイントまで進みます。
現地に到着して、アジっぽい魚影を探します。しばらくポイント周りを探り、今日も魚影をうまく見つけることができました。
早速霧の中で釣り開始です。9時過ぎです。
しばらくすると、きむさんの竿に当たりが出ます。これで群れの正体がわかります。
上がってきたのはアジでした。
それも30㎝超の良型です。これは気合が入ります。早速二人でアジ釣りです。潮の流れがきついので、ipilotで船を止めると、道糸が斜めに出ていきます。重い錘で対応です。
一時間ほどアジ釣りを続け、小型交じりで良いサイズのアジを十分確保しました。一度は巻き上げかけの途中で何か大物に食いつかれ、一瞬で針が一本無くなりました。釣れたアジに何かが食いついたようです。
きむさんにも同様の当たりが出ますが、上がりません。
しばらく釣り続け、流れが止まるとアジの群れも消えてしまいました。
Saiさん登場
「群れが居なくなったね。場所替えしようか・・」
ということで、群れを探して移動です。次に見つけた群れの魚影は先ほどとは異なるものでした。
「きむさん、これ小型のイサキだと思うよ。釣ってみて。」
と言ってると、遠くからオレンジ色のハンマーヘッドがやってきました。Saiさんです。
「Saiさんこんにちわ~~お久しぶりです。今日はどうですか~~」
「Gakuさん来てたんですね。」
「我々が出たのは最後位ですよ8時半頃出ましたから。Saiさんはどこで釣ってたんですか?」
「霧が濃かったんで湾内でキス釣りしてたんですよ。」
「ああ、そうなんだ。こっちはここまで来てアジ釣りしてました。結構釣れましたよ。」
「サイズは?」
「結構いいです。速水と変わらないと思いますよ。」
と情報交換です。Saiさんはこの場でしばらく青物を狙ってみるそうです。
我々の方はイサキ釣りに復帰です。きむさんが釣ってくれました。三本針に、大中小の三匹です。
「やっぱりこの群れはイサキだったね。」
「魚探の見方にかなり慣れてきたねえ・・」
ということで、しばらくイサキ釣りです。Saiさんは青物を狙って湾外に出て行ってしまいました。
結局イサキは小型ばかりで、私には1匹しか釣れませんでした。
「ここのイサキ小さいね。もう一度アジの群れを探しに行こうか。」
「うん、そうしよう」
ということで、アジ探しです。
アジ群れ発見
しばらく動き回って、アジらしい反応を見つけました。
「ちょっと濃すぎるけど下はアジだと思うよ。」
と釣ってみると、やはりアジです。アジ釣り再開です。
時折サバが混じるものの、今日はウマヅラに邪魔されることはなく、アジが釣れ続けました。
今日のアジは40センチ近いものもいて、30センチ近いものも多く釣れました。
写真の右上サイズの20センチ強の通常サイズも10匹ほど釣りました。
11時半を過ぎ、アジも釣りすぎ状態になってきました。
「深場やって帰る?」
「どのくらいできる?」
「今日はちょっと早上がりの予定だから一時間くらいかな」
「じゃ、いこう」
ということで、深場に移動することにしました。
深場でシロムツ
深場の狙いは塩焼き用のシロムツです。
まずきむさんが良型のシロムツを二匹釣ります。
私の方は、小型のシロムツ2匹とギンメダイでした。
その後はなかなか良いポイントが見つからず、最後にきむさんがギンメダイを2匹釣って、13:00に納竿としました。
帰りはゆっくり一時間近くかけて港に戻りました。その間にきむさんが釣った魚をすべて神経締めしてくれました。
港では、久々にSplashさんにもお会いしました。
今日の釣果
今日の私の釣果は、アジ20匹弱、イサキ1匹、サバ2匹、シロムツ2匹、ギンメダイ1匹でした。
アジのサイズが良かったので、夫婦二人ではとても食べきれない量のアジになりました。
集合写真はレンズに水滴が付いていたようで、変な写真になりました。
大型のアジは全て刺身にして、うち三分の二はたたきにしました。
刺身は翌日には漬けにして、レンジ白米とセットで簡易アジ漬け丼を楽しみました。
たたきは翌日ナメロウにして、美味しくいただき。
さらにサンガにして食べました。
このサンガも美味しくて感動でしたが、今回のメインイベントは南蛮漬けです。小型の10匹を南蛮漬け用に使ったのですが、それでも20センチサイズのアジなので、南蛮漬けには大きいですね。たっぷりの南蛮酢を作って美味しい南蛮漬けができました。久々のアジの南蛮漬けは大満足でした。
ちなみにシロムツとイサキは塩焼きになりました。家内がシロムツの塩焼きを喜んでいました。
小型のイサキとギンメダイをきむさんにもらったので、ギンメダイとイサキの煮つけも作りました。
定番も揃い踏みです。さて、夏前にもう一度釣りに行けるでしょうか。
来週は船検に行く予定です。Tomboyも6年使ったということですね。
初めまして、ボート購入を考えネットをうろうろしていたらこちらへ辿り着きました。近い将来プレジャーボート、トレーラブルで考えて悩んでおります。プレジャーの中古艇も最近は少なく新艇も数年かかり..NEO390を考えたりと..スロープが使用が少なくやはり預けてのプレジャーボートかななど.
新潟在住です。経験談等でアドバイスございましたらよろしくお願い致します。
松浦さん、コメントありがとうございました。マリーナ預けとトレーラブルには一長一短ありますので、難しいですね。私はゴムボートからステップアップでしたので、トレーラブルが自然でした。ゴムボートを組み立てたり、海から上がって洗って乾燥を待つのが大変だったり、砂浜からのランチングに体力が必要だったりして、もっと楽にしたくてトレーラブルを選びました。
トレーラブルの良いところは、マリーナに預ける費用が不要(その代わり自宅に駐車スペースが必要)、いつでもメンテナンス・充電や釣り座の工作が可能といったところですが、毎年トレーラーの車検が必要なことと、出せる場所が少ないことが欠点ですね。まあ、出せる場所は一つあれば、マリーナに預けているのとは同じなので、気に入った出し場所があるなら、トレーラブルでよいと思います。
私がプレジャーに買い替えたのは娘がトイレが欲しいと言ったのが大きいですね。あと、トレーラブルも段々と体力的に厳しくなってくるので、最後は出し入れまでやってくれるマリーナが幸せだとは思います。(高速道路代が安くなるのもメリットです)
そんな感じで、両者ともにメリット・デメリットがありますので、いろいろと検討されてみるとよいと思います。プレジャーの最大の問題はマリーナ探しかもしれませんよ。お金が十分あるなら高いマリーナでいいのですが・・・・