YF21釣行再始動

tomboy販売計画は道半ばですが、ともかくYF21での釣行を一年半ぶりに復活させました。初めての場所から時間をかけて出港し、館山湾を巡ると、嬉しいことに海がYF21再始動のお祝いをしてくれたようです。満足の復活釣行となりました。

YF21のこの一年

2022年7月のアジ釣り以来、YF21に乗らず、一年以上が過ぎました。その間、今年の12月いっぱいで閉鎖してしまう大貫マリーナからYF21を移動させる場所を色々と探しましたが、あまりいい場所が見つからず困っていました。そのうえ、123tomboyでは土曜に館山湾に出れなくなったので、釣行回数も激減しつつありました。

こうなってはYF21は銚子マリーナに移動するしか無いかと思っていたのですが、梅雨の時期に幸運の女神が微笑みます。新しい置き場が見つかったのです。この新しい駐艇場所は何年も前に申し込んでいたものの、順番が回ってこないので、今回も間に合わないと思っていたのですが、今回入れることになりました。諸事情により当面の間この場所は公開しない予定ですが、私ときむさんにとっては最適な場所です。

早速色々と情報を収集してFY21の移動準備に掛かりますが、これがなかなか大変でした。まず、新しい船台を発注しましたが、輸入品のようで到着まで二ヶ月待ち、10月頭にやっと入手できました。

大貫のYF21は一年放置でしたのでエンジン整備を依頼し、10月に移動しようと思ったらバッテリーが死んでてエンジンが掛からず、バッテリーを交換して、なんとか海上経由で移動しました。

並行して、11月頭にtomboy最終釣行を行い、その後、新たな釣りに向けて魚探をtomboyからYFに移設しました。さらに、きむさんのためにスターングリップを取り付けるなど、二人ががりで工事を進め、釣行準備ができたのは結局12月になってしまいました。

12月、ついにYF21再始動です!

船を持ってきたときに陸揚げはしましたが、出港は初めてです。この場所は大貫マリーナと違って、すべて自力で出し入れをしなくてはならないので大変です。でも、その分自由度が高いのは嬉しいことです。24時間365日、いつでも船を出すことができます。

きむさんが上下架の手順を一つずつ書き出してマニュアルを作ってくれましたが、数十行に渡る手順をこなさなくてはなりません。慣れるまでは相当時間がかかりそうです。

それでもなんとか手順をこなし、出港することができました。いつもより30分遅れの9時頃出航です。

今日は朝と2時以降は強風で、お昼に無風の予報でしたが、出港時にはすでに風もなく、快適な釣日和でした。

今日は久々にカワハギを釣りたいのですが、まずはアジを探すことにしました。イサキは前回たっぷり釣ったので、今回は不要です(笑)

ちなみに、今日は3.5馬力さんも出港予定と聞いていたので、いないかなーと探しますが、見つけることはできませんでした。

大型イサキ出現

アジが居そうなポイントに向かい魚探で群れを探しますが、アジっぽい群れが見つかりません。やっと見つけた群れもイサキっぽいのですが、とりあえず釣ってみることにしました。i-pilotを出してスポットロックです。ちなみに、tomboyからYFに乗り換えて最大の欠点がi-pilotを出すのが面倒なことですね。運転先から船首まで行って、これまでより大きく重くなった24Vのi-pilotを下ろし、それから運転席に戻ってリモコンで操作せるという手順になります。今後は、このi-pilotの世話をしてくれる3人目の釣友が必要そうです。

まずきむさんが仕掛けを入れます。で、すぐに釣ってくれました。上がってきたのは、残念ながらアジではなく、やはりイサキでしたが、サイズは前回同様良いようです。それなら私も2〜3匹は欲しいかな、と仕掛けを出すことにしました。

暫く待つと、あたりが出ます。結構良い引きで上がってきたのは、なんと30センチを軽く超える35センチ近いイサキでした。このサイズは滅多に釣れないので嬉しいですね。

しかし、今日も活性は高く無いようで、次が釣れないまま魚探から群れが去ってしまいました。これはだめかなーと思っていたらあたりが出ます。合わせると強い引きです。魚探に魚影がないのに釣れる強い引きはこれですよね(笑)巨大ウマヅラでした。

この後、アジを探してウロウロしてみましたが、結局アジの群れを発見することはできませんでした。

「このポイント休ませて、他に行ったほうが良くない?」

「そだねーどこに行く?」

「深場は?」

「了解、じゃ深場に行こう」

ということで移動です。

深場は流しで

「今日は何メートルを攻める?」

「250mかな。」

「了解。今日は風がないからi-pilotは出さずに流そう」

と、i-pilot出し入れをサボります。

しばらく流しても当たりはありませんでしたが、上げてみるときむさんにはシロムツが一匹釣れていました。私の方は針が一つなくなっています。もしや、と周りを眺めてみると、居ました。魚が浮いています。取りに行ってみると良型のシロムツでした。上がってくる途中で回転して仕掛けが切れたのでしょう。

二回目の流しです。暫く流していると、きむさんにあたりが出たようで、巻き上げ始めました。私の方にもあたりが出ました。思いっきり煽ってみると、よい当たりですがーーー強すぎます。これはすぐに正体が分かります。サメです。それも重さからすると、結構いいサイズのサメです。やむなく巻き上げです。

きむさんのほうは巻き上がりました。上がってきたのはクロムツでした。私の方はサメが抵抗するのでなかなか上がりません。やっと上がってきたので覗き込むと、やはり大型のサメです。それも二匹付いてるようです。

まずは上の針のサメをなんとかしようと糸を手繰って引き寄せます。すると下の魚も上がって来ましたが、サメのように見えるものの、なんだか赤っぽい魚です。

なんだろうと思いながら、取り敢えず上のサメと格闘していたら、こちらはハリスを切って逃げていきました。

そして、サメの下に付いていたのは・・

なんと、40センチ近い大型のアカムツです。このサイズには驚きました。水中にいるときはサメと見間違うような大きさでした。

重さも一キロ近くありそうですから、滅多に釣れない大物アカムツですね。これは嬉しい釣果です。YF21復活の記念ですね!

これに気を良くして3度目の流しです。今回もしばらく流していると、大きなあたりが出ます。またサメかなと思いましたが、今回のサメは小さいようで、ドラグを引き出すほどの力はありません。

順調に巻き上げ、上がってきた仕掛けを覗き込むと、シロムツが見えます。なかなか良いサイズのシロムツです。シロムツの当たりだったかーと思いながら巻き上げると、また下の針に魚が付いています。赤い魚です。

なんと、前回と同じようなサイズのアカムツがまた釣れてしまいました!アカムツ連発です。驚きです。

私だけが大型アカムツを連発してしまい、キムさんに申し訳ないので、4回目の流しは私の3回目と全く同じコースにきむさんの仕掛けが入るように船を流します。

すると、きむさんにあたりが出たようです。巻き始めます。私の方にもあたりが出ました。そして、きむさんの方に上がってきたのは、またもアカムツです。サイズは少し小さいものの、それでも大型です。3連続でアカムツが釣れてしまいました!

私の方は残念ながらアカムツではなく、シロムツ3匹でしたが、サイズが良いので嬉しい釣果です。

気を良くして5回目に挑戦しましたが、さすがにアカムツは出ず、ふたりともシロムツでした。これで深場を終わりにします。

帰り際に浅めの場所でイトヨリ、ホウボウ、カナガシラなどを狙いつつ、カワハギも探してみましたが、これは外れ。フグに仕掛けを切られて終わりました。2時を過ぎると予報通り風が強くなってきたので、これで納竿とします。

今日の釣果

今日の私の釣果は、イサキ1匹、ウマヅラ1匹、アカムツ2匹、シロムツ6匹でした。キムさんと二人でアカムツ3匹は大成功です!写真で見るとあまり大きく見えませんが、今日の釣果はすべての魚が大きいのです。

自宅に帰ってサイズも測ってみました。イサキが35センチ、アカムツは40センチ弱と35センチでした。

当然お刺身はアカムツ、イサキ、ウマヅラです。

むつの塩焼きも美味しいですよね。

すべての魚が煮付けにもなりました。

そして翌日は漬け丼です。アカムツ中心の超贅沢漬け丼になりました(笑)

娘にお裾分け

ちなみに、大きいアカムツは熟成して娘の家に持っていくことにしました。このサイズのアカムツは次にいつ釣れるか分かりませんからねー(笑)。鱗とエラを取り、丁寧に血抜きをして、水分を拭き取った後にラップでくるんでチルド室で熟成です。3日後、娘の家で美味しい刺身と塩焼きになり、孫娘も喜んで食べてくれました。娘が重さをはかってくれたところ720gだったようなので、鱗鰓腸鰭を取る前は800g位はあったでしょうか。

ということで、YF21への乗り換え釣行は大成功に終わりました。ただ、まだ釣り場や釣り方は試行錯誤中なので、これからますます活発に釣行しなくてはなりません。土曜が出れるようになったので、以前よりは釣行回数が増やせるかも!

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