イシモチ調査
前の記事にあるように、土曜の朝、銚子マリーナの講習を受けました。折角銚子まで行くのですから、帰りにイシモチ調査をしてみることにしました。場所は、イシモチポイントとして有名な飯岡漁港東の屏風ヶ浦です。
強風で出航は断念
今週末は草刈りエンジンさんやKさんが出航予定なので、ぜひ一緒に館山に出たいと思ったのですが、どうも風が強そうです。
windy.comの予報では右図のように、房総半島を南西風が襲っています。
海快晴や気象庁の予報でも、午後から風が強くなる予報です。茨城県なら風裏なのですが・・・・
結局草刈りエンジンさんも出ないとのことなので、土曜の出撃は中止としました。
で、その後、前の記事にもあるように、銚子マリーナの講習会情報を見つけ、これに参加することにしたのです。
講習会は10時から一時間程度で終わるとのことだったので、折角銚子まで行くのですから、近くの海で釣ってみたいと思います。
候補地としては、銚子マリーナの堤防、波崎港、銚子港などもあるのですが、この時期には、どこで釣ってもたいしたものは釣れそうにありません。やはりこの時期に狙うなら九十九里のイシモチでしょう。情報を調べてみると、一応飯岡あたりまではイシモチは来ているようです。
ということで、定番の屏風ヶ浦に行ってイシモチ調査をしてみることにしました。屏風ヶ浦前の海岸は、濁りが入りやすく、ここがイシモチのポイントになっているのです。
前日にキャスティングで青イソメを調達し、クーラーで保存して講習会に向かいました。
釣り場は閑散
講習会は見学も含めて11時過ぎに終わり、昼食を調達して飯岡港に向かいます。
港に着いたのは11:45頃です。早速釣り場を覗いてみますが、イシモチ釣り客はぽつぽつです。
一人目の方は昨日も来たようですが、当たりが無いようです。
「昨日よりは海が濁ってるからいいと思ったんだけどね。」
「昨日も来られたのですか?」
「うん。でも、昨日は海が真っ青だったんだ。」
「それじゃあダメですね。今日もダメですか?」
「エサ取りは居るよ。フグだね。」
「フグですか。サメってことはないですか?」
「いや、このエサの無くなり方はフグだね。」
ということで、フグは居るようです。
二人目の方は、ぽつぽつだよ、とのことで、釣れてはいるようです。
その先50mのところに三人目の釣り師です。
「こんにちは。どうですか?」
「ダメだね。」
「ダメですか・・・」
ということで、釣れているのは二人目だけのようです。
そこで、ちょっと戻って、二人目と三人目の間ので濁りが濃い場所があったので、そこに入ることにしました。
準備をしていると、二人目の釣り人がイシモチを釣りあげます。
30センチ近い良型のイシモチでした。
「このサイズは今日2匹目だよ。」
「このサイズが釣れるといいですね。」
ということで、イシモチの姿を見たので、希望が出てきました。
フグの猛攻
30センチのイシモチを見て気合が入ったので、私も早速竿を準備し、投げ込みます。
餌はもちろん青イソメです。この餌を使うのは久々です。
というより、陸からの釣り自体が久々です。カニ釣り、淡水のワカサギ釣りを除くと昨年7月のイシモチ釣り以来です。
一本目を投げ込み、二本目を作って、これも投げ込みます。
二本の竿を並べて、鈴が鳴るのを待つ、楽しい釣りです。
しかし、魚は釣れません。餌はなくなります。
餌が無くなるので、長い間置き竿にもできません。
一度当たりがあったのですが、乗りませんでした。
一時間ほどいろいろやって、やっと針がかりさせましたが・・・手ごたえはイシモチではありません。
上がってきたのは予想通り、良型のクサフグでした。
こいつがエサ取りのようです。餌の消費が激しいですね。
その後、近くや遠くなど、色々試してみますが、当たりは出ませんでした。
場所変え成功
2時近くなり、海もだんだんと青く澄んできました。
これでは駄目だな、と思っていると、周りでは釣り師がどんどん納竿し始めます。
良型のイシモチを釣った方も終わりのようなので、話を聞くと、もっと先の方に行くと、もっと濁っている場所があるそうです。
折角なので、竿二本と餌だけ持って、そこまでいってみることにしました。
しばらく歩くと、タイトル写真のように、歩道が崩れ、それ以上進めなくなります。
この場所で釣ってみることにしました。
誰もいないので、二本の竿を左右に投げ込みます。
すると・・・当たりが出ました。
上がってきたのは待望のイシモチです。25センチほどの良型でした。
しかし、魚を入れるものを持ってきていません。元々釣れると思っていないのがバレバレですね。
歩いて最初の場所までばっかんを取りに戻り、水を汲んでイシモチを入れると、まだ生きていました。5分以上は地上に放置されていたのに、イシモチって結構強いですね。
その後しばらくそこで釣りますが、結局餌が無くなり納竿です。15:00前に納竿となりました。3時間弱の釣りでした。
ばっかんを見ると、イシモチは完全に元気になっています。一匹だと家族二人で食べるのには少ないし、復活したのが嬉しかったので、リリースしてやることにしました。
ということで、今日の釣果は、イシモチ1匹、クサフグ1匹でした。
まあ、イシモチの存在調査の釣りですから、一匹釣れて姿を見ることができたのでOKでしょう。
やはり魚をお土産にしたいなら、ボートで出るべきだなあ・・・と痛感した釣りでした。
来週末は出れるといいのですが・・・・
おはようございます~♪
イシモチですか。
専門で狙ったことはないですね~
ボートに転向してからは、私もパッタリ陸っぱりを辞めてしまいました。
九十九里方面はヒラメが有名ですよね。
どこか出せるところがあればいいんですが、聞かないですね。
こんにちは、隙を見つけて竿を出す処は釣り師の鏡ですね!見習わせて頂きます(笑)
しかし風が良くないですね・・梅雨前にのんびりと一日ボート釣りをしたいんですが、難しそうです。
私も銚子マリーナからの出撃が出来る様に、次回は講習受けようと思います。
何が釣れるのか全く判りませんが。
あひさん、コメントありがとうございます。
確かにボートに乗り始めると、陸からの釣りは魅力が下がりますよね。
昔は春にイシモチが北上してくるのを首を長くして待ってたのですが。
九十九里方面に出すには、銚子マリーナか、房総マリーナしかないと思います。
まあ、房総マリーナはビジターだと片道2万円なので、出す人はいないと思いますが。
片貝漁港から出せると良いのですけどねえ。
saiさん、コメントありがとうございます。
海を見たら竿を出したくなるのは見えてたので、準備していきました。
釣れなくても竿が出せると、ちょっと満足します。でも、魚をもっと釣りたいですが(笑)
早く、一日麗らかに釣れる日々が来てほしいですね。
館山湾にはそろそろエチオピアが入ってくるころですよね。
今年は一匹釣って、食べてみたいです(笑)
陸っぱりご苦労様でした。ボートと違って魚探無いからどうしても待ちの釣りでストレス溜まりますよね。魚探と等深線がわかるボート釣り覚えると陸っぱりは足が遠のいてしまいがちです。昔はそれでも良く釣れたので気にならなかったですが。エチオピア狙いましょう。引きの強さは一級品です。お刺身はイマイチ。フライかな。
3.5馬力さん、コメントありがとうございました。出張出てて、お返事が遅くなりました。
確かに魚が釣れないときに魚探があると、決断が早くなりますね。目の前の濁りの中に魚探の振動子落としたかったです。
エチオピア狙いなんて、館山湾の主の方々には笑われそうですが、今年は一匹釣るぞ!!(笑)