一級小型船舶操縦士試験受験

時のたつのは早いものです。小型船舶の二級免許を取って、5年が過ぎようとしています。今年は更新です。前回二級を取ったときに、5年目の更新は面倒なので、一級をその際に取る計画を立てていました。今回はその実行です。

免許更新の季節がやってきた

私が小型船舶の免許を取ったのは、平成26年の3月20日でした。ここにそのときのブログが掲載されています。そこにもあるように、5年目には更新の代わりに1級免許をとることにしていました。

前回免許を取ったエム・エル・エーさんからは、ちゃんと更新手続きの案内が来ました。講習会場の予約や免許の代理申請など、全部してくれて9000円だそうです。自分で手続きしても、身体検査と受講料で4200円、免許申請で1800円掛かりますので、申し込んだり取りに行ったりする手間や運賃を考えると、とても安いですね。この手軽さに、ちょっと心を動かされたのですが、初志貫徹で一級免許を取る方法を調べます。

小型船舶の免許は、一般財団法人 海洋レジャー安全・振興協会(JMRA)さんが代行しています。ここのHPで方法を調べます。まずは、JMRAさんの事務所で受験を申し込む必要があるようです。郵送でも申請はできるようですが、申請書を事前に郵送してもらったりと、色々と面倒そうなので、横浜のJMRAさんまで出かけてみることにしました。

桜木町からJMRAに行く途中

JMRAさんは、横浜の桜木町の駅から歩いて10分、地下鉄の馬車道駅からなら、出てすぐのところにあるビルにあります。試験の受付は7階の窓口です。

行くと、職員の方が、すぐに申請書を出してくださいました。その場で記入して、持参してきた写真を貼ります。あと、 2級免許のコピーと、 私の場合は住所変更もあるので、本籍の入った住民票も持参しました。受験料金もこの場で支払います。身体検査料3,450円、学科試験6,600円の合計10,050円でした。二級を持っているので、実技試験は免除です。学科試験も半分は免除なのですが、その分受験料が安くなったりはしないようです。

受験場所は、この日が申し込み締め切りとなる、週末日曜の土浦の試験場を選びました。一週間前が申し込みの締め切りなので、月曜に申し込むと、週末の日曜の試験に間に合います。これで受験の申し込み手続きは終わりです。

試験勉強

さて、2級から1級にステップアップするには、上級運行1、上級運行2という二つの科目の試験を受けて合格する必要があります。前者が海図・気象・海難事故で8問中4問正解、後者がエンジン関係の技術で6問中3問正解し、合計14問で中10問正解すれば合格です。元々地図や気象は得意で、エンジンもこの5年間いろいろと学んできたので、勉強しなくても通るとは思ったのですが、一応勉強をしてみることにしました。

本屋さんに行って教科書を探すと、これしかないようです。

これを購入して帰ります。で、読んでみると・・・・なかなか面倒そうです。特に、海図の使い方と、ディーゼルエンジンの知識がないので、ちょっと勉強しないと駄目な気がします。そこで、教科書を読んだ後に、問題集も買うことにしました。

まあ、折角の機会ですから、勉強するのもいいでしょう。ということで、この問題集の問題を解いてみます。海図問題以外は全部やりました。海図問題は沢山あって時間がかかって大変なので、冒頭の例題だけをやり、あとは問題文を読んで、解き方を頭で考えて、解けることを確認しておきました。

ちなみに、1級試験では、海図問題を解くために、三角定規とコンパス、デバイダを持ち込むことになっています。受験用の高価なセットがネットでも売っていますが、今回はダイソーの100円定規と100円コンパスで済ますことにしました。

ダイソーで購入したコンパスと三角定規

ダイソーにはディバイダーは売ってなかったので、コンパスで代用することにしました。で、それは全く問題なかったのですが、三角定規はちょっと駄目でした。目盛の面が面取りしてあるので、一方を裏返すと定規が重なってしまい、上手く平行移動できないのです。やはりケチっては駄目ですね。ま、受験だけなら、裏返さずに使えばなんとなるので、これで行くことにしました。

試験当日

試験は2月3日の日曜日、土浦のラクスマリーナで受験です。受験場所は、日によっては千葉のMarina千葉とか、木更津のセントラルボートとかで実施される日もありますが、日程がちょうど良かった(海に出れない第1土曜の週)のと、前回の2級試験と同じ場所ということで、ここにしました。

試験は9時からなので、8時半頃に到着するように自宅を出ます。現地には、既に何人か受験生が到着しており、車の中で試験勉強をしていました。

ラクスマリーナはボート試験講習もしているようです

試験開始は9時からで、身体測定の後、9:20分頃から学科試験でした。

問題は、海図問題以外は、1問を除き、全て過去問題集にあったものでした。で、その一問だけ分かりません。悩む問題でした。でも、一問くらい違ってもいいので、勘で答えます。海図は3問ですが、分かりやすい問題でした。

試験時間は70分ありますが、10:00には見直しも終わったので、提出して教室を出ます。で、教室の外には回答が貼ってあるのですが・・・・悩んだ一問は間違っていました。ちょっと悔しいですね。でも、これで、一応受験終了です。

合格発表後

合格発表は翌週の木曜日の10:00です。昼頃にJMRAさんのHPを確認に行ったところ、無事合格していました。ちなみに、今回土浦で1級を受験した人は4人で、4人とも合格でした。

免許の交付を受けるためには、この試験に合格した証明書を持っていく必要があります。JMRAさんまで取りに行けばすぐにもらえるのですが、横浜まで行く機会が無さそうだったので、電話をして郵送していただくことにしました。

合格証明書

JMRAさんに電話をすると、受験日、受験地、受験番号などを聞かれ、本人確認をされた後に、ゆうパックの送料受取人払いで送ってくださることになりました。翌日には自宅に到着です。送料は850円でした。

合格証明書とともに、免許申請書類も同封されていました。JMRAさん、親切ですね。

この合格証明書を持って関東運輸局に免許の申請に行き、免許の交付を受けるという手順が必要です。

木曜に電話をして、金曜に書類が到着したので、免許申請は翌週です。この週の週末も強風でしたね。私はちょうど週末に出張が入ってて、海の近くに行ってました。釣り竿持ってこなかったのが、ちょっと残念でした。

真ん中の建物が仕事先
浜辺の鳥たちが可愛い

免許申請

さて、次は免許交付です。関東運輸局の本局は、受験を申し込みに行った横浜のJMRAさんのすぐそばにあるのですが、千葉や東京の支局でも免許は即日交付が受けられます。仕事上便利な川崎にも事務所があるのですが、ここは即日交付をしていないのでだめです。 もう一度同じ場所に行くよりも、新しい場所に行ってみたいということで、東京運輸支局さんに行ってみることにしました。こちらはユリカモメでテレコムセンターまで行くと近いようです。

翌週の木曜日、やっと時間ができたので、予定通り関東運輸局東京運輸支局(青海庁舎)に行きます。ユリカモメに揺られてテレコムセンター駅に行き、まずはテレコムセンター内の郵便局で登録免許税用の収入印紙2000円を購入します。

テレコムセンター駅に来たのは初めてかも

そして青海庁舎に行きます。入り口で受付票を記入して受付に行きます。

運輸局の入る青海合同庁舎

「今日はどちらに御用事ですか?」

「運輸局さんに船舶免許の申請です。」

「では9階ですね。収入印紙はお持ちですか?」

「あ、こちらでも売ってるんですか。先ほどテレコムセンターで買ってきました」

「ええ、下の売店で買えますよ。では準備は万端ということで、9階へどうぞ。」

ということで、9階に行くと、申請窓口はすぐにわかります。準備してきた書類を提出します。

「住所の変更がありますか?」

「はい。住所が変わりました。」

「では確認を取るので、少し時間がかかりますが大丈夫ですか?」

「どのくらいですか?」

「20分ほどです。」

「それなら大丈夫です。お願いします。」

ということで、しばらく待っていると、10分ほどで免許ができ、受け取ることができました。

写真上の古い免許証も印鑑部分に穿孔をして返却されました。5年間で顔はあまり変わってないですね。免許番号の頭4桁が級を表していることを、今日初めて知りました。

免許の有効期間は3月20日まであったのですが、新しい免許は交付日から5年間になるので、2月14日になってしまいました。自動車の運転免許証のように誕生日基準ではないので、一か月損をしたような気がします。同じ国土交通省の運輸局なのに、なぜ違うのか、面白いですね。まあ、いずれにせよ、これで無事1級免許入手です。

で、コストパフォーマンスですが・・・・ 前述のように、二級の更新を自分で手続きすれば6000円で済みます。講習会場は東京にあるので交通費は不要です。

二級の更新を免許業者に依頼しても9000円です。

一級の免許取得には、試験料10050円、登録免許税2000円、教科書と問題種2149円、三角定規とコンパス200円、合格証明書郵送料850円、それに横浜(試験申し込み)、土浦(受験)、テレコムセンター(免許申請)の3回交通費が必要で、結局200000円近く必要でした。う~~ん、更新で済ますべきだったか・・・

そのうえ、一級の免許を取って何ができるかというと・・・実は私の123tomboyは母港を限定しない沿海5海里許可なので、2級免許で行ける範囲しか行けません。1級免許は何の役にも立たないのでした。

ま、将来、トレーラブルを運ぶ力もないほどに体力が衰えたら、どこかのマリーナに船を置くので、その時には1級免許が役立つ船に買い替えることを目標にしましょう(笑)

ということで、2月の活動は半分終わりです。今週末から海外出張なので、やはり釣りは3月になりそうですね。

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一級小型船舶操縦士試験受験” に対して 6 件のコメントがあります

  1. ステキチ より:

    こんにちわ~
    ステップアップおめでとうございます!

    外房のメンバーも2級から1級にステップアップしてる人がほとんどです。
    皆さん、大海原に航海する準備に余念がないみたいです(笑)
    この記事みて自分も今年が更新年だったのを思い出しました。
    失効日の一年前から更新できるみたいで自動車とは大違いですね。

  2. ましゃ より:

    1級免許を取得されたんですね!
    私は、2級免許を取って約30年になるのですが、昨年末に私も1級免許を取りました。
    理由は、年齢でトレーラを引けなくなった時のことや5海里制限があったからです。皆さん、考えることは同じようですね。

    一時は釣れないとき5海里の限界を感じたりして、ハンマーに乗り換えようかと思ったこともありました。
    釣れないのは、腕が悪いせいでしょうけど(笑)
    私の妻も2級免許を持っていて、海の上では半分くらい操船してもらっています。一緒に1級に挑戦しようと言ったのですが、日程が合わずに受験しませんでした。

  3. Gaku より:

    ステキチさん、コメントありがとうございました。海外出張に行ってて、お返事が遅くなり失礼しました。
    確かに一年前から更新できるのは便利なのですが、折角の期間が、更新後5年間になってしまうので、早すぎると勿体無いですよね。
    やはり一ヶ月前くらいが一番いいかも。

  4. Gaku より:

    ましゃさん、コメントありがとうございました。私はまだ5海里ギリギリまで行ったことはないので、当面は5海里範囲で楽しめる気がします。
    でも将来的には10マイル先にある沖の瀬に行ってみたいですね。奥様とご一緒に釣りとは楽しいですね。私もきむさんに免許取得を勧めてるのですけどねえ(笑)

  5. sai より:

    Gakuさん1級免状取得おめでとうございます。
    次は船の買い替え?でしょうか・・・それとも買い増し?沖の瀬は一度行きたいと思ってます。
    深場の釣りが出来る様になったら行ってみます。
    いけない所に行きたくなるのは船乗りの習性でしょうか、今年は15海里超えに挑戦したいと思います。

  6. Gaku より:

    saiさん、コメントありがとうございました。船の買い替えは8年後の予定なのですが・・・・トレーラブルを出し入れする体力がなくなるという理由もあるのですが、もう一つ理由があります。
    この年に太陽光発電の買取が終了→電気を売るより使ったほうが得→電動自動車もしくはプラグインハイブリッドに車を買い替え→トレーラーが引っ張れなくなる→船を買い替えマリーナに預ける、という理由です。
    で、買い替えたら沖の瀬行きます!!  saiさんのHHは、既に20海里取ってるのでしたっけ? それは楽しみですね。

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