台風で工作の日々が続く
先週末は早くから台風の予報でしたね。天候が良ければ、ちょっと特別な釣りを計画していたのですが、実現できず残念でした。また別の機会に挑戦してみます。
123tomboy用の仕掛け置き
ということで、台風で釣りに行けないので、やむなく工作を続けることにしました。
まずは、ダイソーに超強力磁石を買いに行きます。
つい先日まで、直径5mほどの8個入りの磁石は「2800ガウス」と表示されていたのですが、今日買いに行ってみると、表示が「280ミリテスラ」となっていました。1テスラは10000ガウスなので、強さは変わっていないということですが、ダイソーもCGS単位系からSI単位系に変更したのですね。
これをポリカーボネイトのプラダンの隙間に挿入し、両側をシリコンで封入します。
見てお分かりのように、製作したのはガンネル上の仕掛け置きです。
本当は第一精工のウルトラマグネットS(下の写真の左型)が欲しいのですが、
第一精工 ウルトラマグネットS(東日本店)
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高くてとても買えないので、自作にしました。プラダンは端板なので、磁石代540円とシリコンボンド代(数円?)で作れます。金具も再利用です。
お椀型になっていない分、磁石を奮発して固定性を高めています。
これを下の写真のように取り付けます。
片側は金具を折り曲げ、反対側は受け太郎のクランプで押さえます。
この磁石、結構強いので、深場の針置きにはピッタリです。この方法だと磁石は絶対濡れないので、さびることもなく長持ちします。
問題は配置ですね。こませ入れと、仕掛け台と、竿置きの配置がこれで快適かどうかは、釣ってみなくてはわかりません。
USB充電コネクタ追加
なぜ船上でUSB充電コネクタが必要なのか・・・
この春頃、釣り仲間の間で、海底地形図のnew pecが話題となり、new pecが表示される魚探購入が流行りました。仲間たちが買ったのはこれです。
FURUNO(フルノ)5.7型 カラー液晶GPSプロッタ魚探GP-1670F (送受波器なし)50/200kHz・600W
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フルノの魚探は魚のサイズが出ることでも人気ですよね。振動子無しなら13万円台で買えるので、ちょっとそそられます。
ただ、私は自分の釣行範囲の海底地形図は自分で作るので、これまでのインフレータブルボートでの釣り場は、ほぼ海底図面が出来上がっており、new pecの地図は必要ありません。
それに、new pecの地図は、細かいように見えて、意外と雑で、細かい変化はあまり記録されていないようなので、カサゴポイントなどを探すのには使えません。
しかし、今回123tomboyの導入に伴い、当面はこれまで行かなかった場所に釣りに行くことも増えそうです。そうなると、事前に海底の様子がある程度分かっていた方が、ポイントを絞りやすいですよね。そのためには、new pec地図も欲しくなります。
実は、私の使っているLowranceの魚探用にも、C-mapという詳細な地図が別売りされていますし、new pecのデータを買ってコンバートすることもできそうなのですが、いずれにせよ結構高いので、わざわざ買う気にはなりません。
そこで、私は海釣図というサービスに加入することにしました。
http://mapple-on.jp/products/kaichouzu
これはスマホで海底地形図を見ることのできるサービスで、月額400円でnew pec地図が使えます。自船位置を表示してくれるだけでなく、釣行経路なども記録してくれるので、それなりに面白そうです。
フルノの魚探が16万円とすると、月400円の海釣図なら400カ月=33年使えます。
ただ、この地図は、アプリをスマホに入れて使うので、これを表示したまま釣りをしていると、途中で電池切れになりそうです。
ということで、船上にUSB端子が必要という結論になったのでした。
運転席の魚探の台に結構厚さがあるので、ここにUSBコネクタを付けることにしました。
材料は、また、ダイソー製品です。ダイソーで購入してきたのは、車のシガーライター用ソケットに差し込むタイプのUSBアダプタです。
これだと12V→5VのDC-DCコンバータになっているので、そのままバッテリーに繋ぐだけで使えます。
これを魚探の台に取り付けました。
出力は5V1Aしかないので、使いながら充電するには弱いのですが、用途は、私がタブレットとして使っている、Xperia Z5の補助電源なので、これで十分です。
これで、運転席に、3つのモニターがそろいました。ハンドル右下にUSB端子が光っているのが見えるでしょうか。
左のLowrance elite 4 chirp には振動子としてインナーハルのAIRMAR P79が接続されており、50Hzの45度コーンと200Hzの12度コーンで位置と水深を記録しつつGPSプロッターとして使います。前回の釣行で、50Hzは水深300mまで底を取り、250mの魚群の反応を拾えることを確認しました。インナーハルとしては十分な高機能でした。このデーターを元にリーフマスターで海底地形図を作ります。
中央のlowrance elite 7 ti には、トータルスキャン振動子がトランサムマウントで接続されています。こちらは高速推進時はダッシュボードとしてメーター類を表示し、低速・静止時にはmidium chirpとhigh chirpを使い、さらに浅場ではダウンスキャンとサイドスキャンも使うことができます。こちらも83Hzで水深300mの底と250mの魚群は詳細に捕らえることができました。
で、右がSonyのExperia Z5 premiumです。タブレットとして使っているので、ADBコマンドで画面を広く設定してあります。ここにnew pecの海底地形図を表示させます。ただ、スマホは最大輝度にしても炎天下の直射日光下では画面が見にくいですね。シェードなどを付ける必要がありそうです。
これでコンソールの整備は終了です。new pec地図を頼りに、新しい場所で釣ってみるのが楽しみです。
バックカメラも搭載
3つ目の工作がバックカメラです。
私の車には既にバックカメラが装着されていますが、トレーラーを引いて走る場合、トレーラーの後ろにバックカメラがあると便利そうです。
しかし、トレーラーから牽引車両までコードを配線するのは面倒だし、あまりよくありません。
ということで、アマゾンを探して、無線で受信できるバックカメラを購入しました。
値段も6000円程度なので、意外とリーズナブルです。
送られてきたのは、通常のバックカメラユニットと、その映像をWifiに飛ばすためのユニットの二つです。
スマホの受信ソフトはアップルストアやgoogle playから無料でダウンロードできます。
とりあえずこのセットを12V電源に繋いで送信状態にして、スマホの方で指定された電波をWifiで受信するように設定したのち、アプリを立ち上げると、無事に受信できました。
このカメラ、上下逆さにつけたり、バックカメラ(鏡面映像)ではなく、正常映像にしたりすることもできます。トレーラー後ろにつけるバックカメラを鏡面(左右が逆)映像にするか、正常映像にするか、ちょっと悩みますね。
カメラの取り付け位置は、スタンレールの上、トーイング用のボルトを利用して取り付けました。本体は途中の竿立てに巻き付け、電源は下のバッテリーからとります。
これで運転席でスマホで画像を受信できます。ちゃんと補助ラインも入っているのが面白いですね。ただし、カメラをきっちり取り付けないと、何の価値もない補助線になりそうです。
さて、これがどの程度実用になるか、次回の楽しみです。
ということで、今週も釣りができない悲しい週でした。
今度の週末はきむさんが仕事で参戦できないので、一人で出るか、だれか誘うか・・・
さてさて、どうなることやら。
ではでは
船べり磁石の自作いいですね。
できればもう一週早ければウルトラマグネットを買わずにすんだのですが(笑)
コンソールが電子武装されてカッコイイ!
自分はバナナで武装して日曜日に館山乗り込みます!
ステキチさん、コメントありがとうございました。
バナナの意味が分からなくて、ステキチさんのHPを覗きに行ってきました。なるほど、高価なバナナを装備したのですね。やはりソコは守るべきですね(笑)
まだまだ色々工作したいのですが、その前に出したい!!
今週末は出れるといいですねえ・・・