天気予報がはずれた悪天候に負けました

週末は天気予報を信じて風が強い中出航したものの、風が予報通り収まらず、さらには大雨まで降って、散々な天候でした。

元々天気予報でも、週末の予報は不安定でした。天気はいいのですが、風があるという予報です。

先週イサキをたくさん釣ったので、二週連続だときむさんも飽きるかな、と思いつつ、きむさんにメールです。

「Gakuです。土曜日は内房なら出れそうだけど、どうする?」

「きむです。行きましょう。イサキ、美味しかったからまた釣りたい。」

「Gakuです。あ、またイサキでいいの?じゃ、行きましょう。朝風があるので、ゆっくり目でいいよ。イサキを釣らないとしたら、深場か新ポイント探しかなと思ってました。」

「きむです。勿論深場も狙いに入れましょう。最近の状況から新ポイントの開拓も必要性を感じますし。それにイサキがまだ同じ場所に居てくれるとは限らないし、もし群れに当たれば短時間で必要量釣れちゃうから何れにせよ他のプランは必要ですね。その時々の状況で判断しましょう。」

ということで、二週連続内房出撃決定です。

朝からトラブル~~

朝、トレーラーを車庫から出して、走るためにチルトアップしようとしますが、モーターが動きません。

よく見ると、キーが刺さったままで、エンジンがONになっています。つまり先週からずっと、エンジンONのまま船を置いていたということです。

これではバッテリーが上がるのも当然です。

早速充電器を取り付けて、充電を始めますが、きむさんが到着するまでの時間に充電するのは不可能です。やむを得ず、今週もシーキングのバッテリーを積んで行くことになりました。

ゆっくり港到着

当日は午前中は風が強い予報だったので、ゆっくり出発して、港にもゆっくり到着しました。

既に4艘のボートが出航しているようです。私は5艘目でした。




きむさんと準備を整え出航です。やはりエンジンは掛からなかったので、シーキングのバッテリーからジャンプケーブルでつないでセルを回しました。

私の123tomboyに搭載されているトーハツのMFS30Cはオルタネーターを内蔵しているので、全開だと180Wまで出力するようですが、アイドリングでの発電量はたかが知れているので、今日はこのままエンジンを止めずに釣りをすることにしました。

「どこに行こうか。」

「今日は最初からイサキでいいんじゃない?」

「そうしようか。」

ということで、先週のイサキポイントに直行することにしました。

途中、前方を二人乗りの123tonboyが横切っていきます。

青い船体なので、ごとうさんかな? と思ったのですが、船の横に花びらの模様が見えます。以前見た時にはそんな模様はなかったので、別の方のようです。

波を越えながら北に向かっていくのは、風裏を目指しているのかもしれません。結構まだ北風が強いのです。

我々は、一路、イサキポイントを目指します。

波が高くてちょっと危ない

イサキポイント到着は10:02でした。

早速群れを探します。

「とりあえず流しながらやってみよう。」

ということで、仕掛け投入です。

しばらく流すと、きむさんに当たりがあったようです。上がってきたのは立派なイサキでした。

しかし、この場所は波が高く、結構船が揺れます。

仕掛けの準備をしたり、餌をつけたりしていると、気持ちが悪くなるほどです。

「ちょっと危ないから、一旦風裏に行こうか。風が収まったらまたくればいいし。」

「了解。」

ということで、ここではきむさんのイサキ1匹だけで、20分ほど釣っただけで撤退することにしました。

波が高く、風も強いので、この船にして初めてスプレーを浴びつつ、時速10km程度でタイブサ岬の南側を目指します。




天気が暗転
タイブサ岬近辺に到着したのは11時過ぎでした。

やっと波は少し静かになりました。

ここには、ハンマーヘッドが一艘いました。

「こんにちわ。」

「あれ?今日はtomboyが二艘いる?」

「そうなんですよ。私も見ました。ハンマーヘッドもいいですね。どうですか?」

「いやー荒れててダメだね。」

「やはりそうですよね~~」

ということで、ダメそうですが、とりあえず仕掛けを下してみることにしました。

しばらくして、私の竿に当たりがあります。

上がってきたのは小型のマダイ(チャリコ)2匹でした。

きむさんの方はマエソやトラギスを釣っています。

やはりここには小魚しかいないようです。

折角なので、今日はイケスを使ってみることにしました。

きむさんが釣ったイサキも元気です。

しばらく釣っていると、雨が降り出しました。

今日は雨予報はなかったのに、変だな、とyahoo天気で雲の様子を見ると、なんと降っているのは館山湾の中だけです。

なんて運が悪いのでしょう。

あめはどんどん酷くなります。しかし、ここで、日傘として準備していた傘が役立ちました。なんとか上半身をカバーして耐えます。

しかし、波も風もあまり収まりません。釣果もありません。周りにいた船も撤退していったようです。

12:30になって、やっと雨もやみ、波も少し平穏になりました。

「どうする?」

「ここはダメだね。イサキにもう一度行って、サクッと釣って帰ろう。」

「そうだね。じゃ、そうしよう。」

ということで、イサキポイントに戻ります。




イサキポイント再挑戦

イサキポイントに到着です。しかし、魚探には群らしい群が映りません。

とりあえず漁礁の上で流しながら釣ってみることにしました。

しかし、何も食いません。

二度目の流しでは、底を狙ってみることにしました。

すると、何か食いました。

結構強い引きですが、ウマヅラにしてはガンガン引かないので、メジナのようです。

メジナだろうと予測しつつ上げてみると、ウマヅラでした。この場所としては少し小さめのウマヅラです。

やっと今日初のまともな釣果ですが・・・・これ以降はまた沈黙です。

何度か流しなおししても、結局何も食いませんでした。

「今日はダメだね。」

「寒くて辛いからもうやめようか。」

「そうだね。」

ということで、14:00納竿としました。

もう一艘の123tomboy

港に戻ると、既に帰っていたのは一艘だけで、あとの3艘はまだ釣っているようです。

我々は少し早かったので、ゆっくり片づけて、ボート洗いです。

ボートを洗っていると、次の方がスロープのカギを取りに来ました。

「新艇、きれいだなあ」

と言って、上がってきたのが、もう一艘の123tomboyでした。

やはり乗っていたのはごとうさんだったようです。

「模様があるので、違う船かと思いましたよ。」

「船名変えたんですよ。」

「それで桜の花びらが散ってたんですね。」

「今日は悪天候でダメでしたねえ。」

「天気予報が全然違ってたね。いい凪になる予報だったのに。」

と言いつつも、ごとうさんは、同乗された友人がハタや真鯛などを確保されたそうです。




今日の釣果

ということで、今日の私の釣果は、ウマヅラ1匹、マダイとキダイのちゃりこ3尾でした。

ちゃりこは皮をあぶって刺身にしました。ウマヅラは雄だったので、刺身にできる部分が少なくて残念でしたが、脂がのっていて、すごく美味しい刺身になりました。これまで食べたウマヅラの刺身の中で一番おいしいと、家内が驚いていました。

貧果ではありましたが、美味しい夕食は楽しめたので、良しとしましょう。

10月は例年休日に仕事が入りやすいのですが、今年の10月は全ての土曜と祝日が仕事、加えて日曜の半分が仕事という、悲しい月になってしまいました。

釣りに行けるかなあ・・・・




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天気予報がはずれた悪天候に負けました” に対して 7 件のコメントがあります

  1. ごとう より:

    Gakuさん、こんにちは。
    先日は久しぶりに?お会いできたのにちゃんとご挨拶出来なくてすみませんでした。
    どうしても沖上がり直後はすぐにエンジン内フラッシング、トレーラー、船体洗って次の人に水道渡さないといけないので毎回アタフタしてます。

    海況は朝から風が止まないのが分かっていれば中止も検討した状況でしたね。
    金曜日は秋晴れの良い凪で良かったのですが…

    船名は2カ月ほど前に臨時検査で沿岸小型船舶の航行区域を取得したときに船名変更もしました。
    船名変更してやっと自分の船になったと言う感じです。

    夏場の遊漁船キハダシーズンが終わったのでまたプレジャーボートで館山湾、相模湾に頻繁に出る予定です。
    今後とも宜しくお願いいたしますm(_ _)m

  2. ステキチ より:

    釣行お疲れ様でした!

    トンボーイ仲間がおられたんですね。おあいしたいものです。

    あいにくの天気で残念でしたね。
    こんどウマズラの処理の仕方教えてください!自分の場合、臭くなってしまうんですよねー
    10月のハイシーズンに出れないとは、いいのか悪いのかなんとも唸る理由ですけど、代わりに自分が
    外房情報をお届けするので気持ちだけ釣り場に届けてください!そうすればきっと釣れる気がします(笑)

  3. Gaku より:

    ごとうさん。先日お話しできて嬉しかったです。沿岸小型船舶に変更されたのですね。あの花びらのデザイン、カッコいいですね。
    我々はいつも早く上がるので、まだ混んだ場面に出会ったことがないのですが、確かにこれから日が短くなると、皆さんの上がる時間が同じ頃になりそうですね。
    それはそれで、皆さんと話ができて楽しい気もします。
    また、館山には頻繁に通うと思いますので、よろしくお願いします。

  4. Gaku より:

    ステキチさん、コメントありがとうございます。
    そうなんです。ついにトンボーイ二艘でした。ステキチさんもご一緒できると、トンボーイ三艘並べて写真が撮れますね~~~
    馬面は釣ってすぐに血抜きをする以外は特別なことはしてませんよ。確かに内臓は臭いので、内臓を破らずに処理するのはポイントかもしれません。
    10月は毎年忙しくてあまり出れないのです。でも、今回の荒れた館山でも、きむさんが酔わずに大丈夫だったので、外房にも行ってみようかって話になりました。
    次回は波がそこそこの予報だったら、外房にも行ってみますので、ぜひお会いできるのを楽しみにしています。

  5. sai より:

    GAKUさん釣行お疲れ様でした。
    大釣りの後は悪天候ですか?なかなか思い通りに行かないんで面白いのかもしれませんね?
    サーフィンを40年近くやってる友人も、波は毎回違うから辞められないと言ってました。
    3日に外房から出撃しましたが、見事に玉砕(泣)・・
    これからはハイシーズンなんで早く青物釣りたいです。

  6. Gaku より:

    saiさん、コメントありがとうございました。早速ブログ覗いてきました。
    本当に、海は毎回違うから面白いですね。10月はなかなか釣行できそうもありませんが、またご一緒できるのを楽しみにしています。

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