私のブログを昨年から読んでおられる方はご存じの通り、昨年ヤマハのYF21を入手しましたが、諸事情で乗り換えができず二台持ちが続いていました。このままではコストがかさむばかりで、良くないということで、123tomboyを売り、無理矢理YF21に乗り換えることにしました。この記事は123tomboyを売却する上での基本情報をまとめたものです。

結局一年以上二台持ち・・・・

以前の記事で書いたように、昨年ヤマハのYF21をsaiさんから購入しました。このため、123tomboyから乗換えて、tomboyは売りに出す予定でしたが、その後急に今YF21を置いているマリーナの閉鎖が決まりました。娘に子供ができて、当面釣りに行けそうにないので、トイレ付きの船が必要なくなったこともあり、せっかく譲っていただいたYF21を売りに出すか？という選択もあったのですが、今度はいつも123tomboyを出している館山のスロープが土曜日お休みで出せなくなってしまいました。これはサラリーマン釣り師の我々には大きな痛手で、123tomboyに戻るのも躊躇するという困った状態になってしまいました。

で、動きが取れないまま一年が経ちましたが、この状態だと、どうしても出しやすいtomboyで金曜か日曜に出るという利用が多くなり、釣行回数が激減しつつYF21は使わなくなっていきます。結局一年以上YF21は使わずに、ただ置いてあるだけになっていました。

YF21は銚子マリーナに移動して、当面二台維持も考えたのですが、銚子と館山の両方に出れるとなると、どうしても館山中心になり、このままでは、FY21が古くなっていくだけなので、無理矢理でも乗り換えてしまうことにしました。最悪YF21のマリーナは銚子でもやむを得ないということで、まずは123tomboyを売ることにしました。

123tomboyってこんな船

123tomboyは大分のシュガーレイマリンさんが販売している船です。シュガーレイマリンさんの船としては、センターコンソールで14フィートのハンマーヘッドがとても有名ですが、123tomboyは、ハンマーヘッドより後に開発された12.3フィートの小型の船で、一人で釣りをする人向けに開発された船です。確かに、一人で釣りをする場合は、i-pilotの出し入れから、魚を釣り、いけすに魚を入れるまで、全て操縦席からできるので、移動する必要が全くないのはとても快適です。

さらに私の考えでは、二人での釣行も、釣行空間が共通になるので、いつも同じ組み合わせで釣行する我々のような二人組には、ハンマーヘッドより快適ではないかと思っています。餌や道具、まな板などの共用、タモ入れサポートなどの面でもやりやすく、お互いが釣り座から移動することなく共有・共同作業ができ、とても快適で、私もきむさんも大満足の船でした。

ハンマーヘッドより小さいので、沿岸5海里までの限定沿海しか出れませんが、航行範囲は沿岸区域も取れるので、日本中どこでも陸から5海里まで出れます。我々の釣りには5海里で十分でした。

船底が工夫されているので静止安定性は抜群です。二人が片側によっても全く不安がありません。ただ、そのせいで波がある時に高速で走ると、船体がジャンプするので、座って操縦すると衝撃が腰に来ることがありました。まあ、我々は遠くに行かないし高速を必要としていなかったので、この点は問題になりませんでした。　

私にとっての欠点は、トイレがないので娘との釣りではトイレ休憩を取る必要があることと、普通トレーラーなので車検が毎年あることの2点だけでした。

123tomboy費用積算

ということで、この123tomboyを販売するには、まず入手に幾ら掛ったのか確認する必要があります。ちなみに、123tomboyの価格表はシュガーレイマリンさんのサイトの123tomboyのページのここにありますが、ハンマーヘッドの受注残が多く、123tomboyの受注は受けていないという噂もあります。

私の123Tomboyは、2017年の3月に発注し、7月に納入されました。進水式は2017年8月の霞ケ浦でした。

エンジンは関東はトーハツが良いと言われたので、トーハツ製の4st.EFI．30馬力エンジンを載せてもらいました。エンジンは何度かオイル交換、フィルター交換していますし、2021年の冬には、プラグ、アノード、エンペラの交換もしています。

私がグリスアップを知らなかったので、一度ハンドルが固着しましたが、修理後はカバーを付け、グリスアップも定期的にしているので、今は好調です。

今のカタログだと船体とエンジンで1,693,000円ですね。当時はもう少しだけ安かったです。

トレーラーは専用のステンレス製小型トレーラーです。今のカタログだと548,000円ですが、当時は40万円台だったと思います。このトレーラー、オールステンレスという売り込みでしたが、当然のように板バネは鉄ですし、ネジも鉄だったりして、結構錆びました。配線も一部不調で、左のブレーキランプ信号を右のブレーキランプ信号から持ってきています。ナンバー灯も壊れたので取り替えました。船を載せるレールも弱って少したわんでいるので、これ以上たわまないように、支えを入れています。タイヤはこの記事にあるようにベアリング破壊が起こって全取り換えしたので、この部分は今は元気です。これも私がタイヤのグリスアップを知らなかったせいです。

ということで、トレーラーは現状使えていますが、いつまで使えるか保証はできないので、販売価格は含まずに、おまけとして提供する方向かなと思っています。

船には以下のオプションを装着しました。

〇ラウンドハンドレール
〇SUS製三連ロッドホルダー（スターンボードセンターに補強艤装）
〇夜間航海灯システム（LEDバウ・マストライト/レーダーリフレクター含む）
〇タコメーター（ﾄｰﾊﾂ純正品／ホワイトパネル／タコメーターハーネス含）
〇電動リールコンセント（右舷トップレール後方に設置/スプラッシュカバー付）
〇スターンスポーツゲート（竿除け・ランバーサポート型）
〇スペシャルシートクッション

さらに追加で魚探配線です。ipilot用の取り付けベースとバッテリーおよび配線をしてもらい、振動子P79をインナーハルに取り付けてもらい、エンジンからTOCS信号を取り出すNMEA2000のコードをコンソールまで通してもらいました。

これらすべてで30万円以上かかっています。ちなみにi-pilotの配線はその後何度かトラブったので、太い線で引き直して、コネクタも別のものに交換しました。この記事に詳細があります。

購入時には、さらに以下の費用も必要でしたが、これは今回の販売には関係ないですね。（法廷備品セットは、救命胴衣以外は揃っています。）

法定安全備品セット（「信号紅炎」「火せん」「ラジオ」など）
JCI新規登録代行費（新規持ち込み検査料/登録諸費用を全て含みます。）
ボート運搬費（陸海送／大分工場⇒新門司港⇒川崎港）
仮ナンバー取得代行費（別府市役所にて取得/自賠責保険２５ヶ月加入）

ちなみに、運搬費だけで70000円以上しました。ということで、なんやかんやで250万円以上かかりました。

さらに、購入後に自分で取り付けたのは

ipilot：ミンコタのRiptide PowerDrive（エレキの修理屋さんから購入）
魚探：LowranceのElite 7 ti（米国から個人輸入）
竿受け：ラーク18号DX（標準のDXサポートに加え、DXスマートサポート、DXワンタッチサポート付き）
エアーフェンダー2個
船外機水栓アダプター、水栓コネクタ、コネクタふた予備など

でした。これも30万円以上使っていますね。

お譲りする基本構成は以下の通りです。

あと一緒にお譲りするのがトレーラーを車検に持っていくときにボートの後ろを載せる台と前を釣っておく設備です。この記事にあるように、後ろ側は専用の台の上に乗せ、前方はクリートを使って上から釣ります。そのための台と釣り枠で、台はSRMさんの制作で、釣り枠は私の自作です。これにも数万円かかってます。

これ以外にも竿立てとか、魚探2台とか、魚探用バッテリーとかを追加していますが、それらは回収して、魚探は上記の一台だけ付属で、i-pilot、トレーラー付きで販売したいと思います。（振動子のコネクタがLowrance仕様なので、魚探を付属したいと思います。）

販売方法としては、ヤフオク!に出してもいいし、中古艇ドットコムとかを使ってもよいかと思ってますが、いずれにせよ１割程度の上乗せになるので、直接販売できるならそれでも良いかと思っています。

幾らくらいなら売れるでしょうか・・・・欲しい人いますか？

とりあえず、販売開始第一報でした。ご興味のある方はコメント欄やメールでご連絡ください。